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zoom RSS 『祝山』 加門七海・著 面白かった!

<<   作成日時 : 2012/11/10 12:54   >>

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画像
『祝山』  加門七海


内容

ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。
ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。
ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。
それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。
一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく―。
著者の実体験を下敷きにした究極のリアルホラー。




性懲りもなく怖い話を読んでしまいました・・・。
私は笑っちゃうほど怖がりなのに・・・ (´〜`υ)
でも映画や本は意外な事に、そんなに怖くはないのです。
たぶん自分の身に起こるという実感がないからでしょうね。


この本、とっても面白かったです!
さすが加門七海さん!
著者の加門さんは、霊感がある方なので、作品にもそれが反映されてますよー。

この作品は、怖いとか、怖くないとか以前に
加門さん自身の体験が基となってるだけに、
リアリティーがあって、そういうところが、迫力を感じましたね。

文章的には、怖がらせようという怪談独特の雰囲気はなくて
加門さんらしい、事実を感情的(ヒステリック?)に書き連ねたような作風だと思います。
なんせ、書いてるご本人がとっても怖がっているので (^.^;)



私は位牌山に関するくだりが、特に好きです〜。
怖くて、気持ち悪くて・・・。その土地の持つ因縁というか。

文中に位牌山について、
瓜生卓造の「檜原村紀聞」からの引用がありまして、
私もこの本は読んだのですが、こんな恐ろしい話なのに
すっかり忘れていましたね。
まぁ、私は大抵の本や映画やなんやかんや
全て忘れてしまうんだけど <(; ^ ー^)

このエピソードをここまで上手に作品に取り入れたところも
さすが加門さん!です!



加門さんの本を読み始めた最初の頃、
加門さんの乱暴な言葉遣いが、気になってたけど
(加門さんは女性です!下町生まれなので「べらんめぇ」口調なのです)
今ではこれぞ「加門節」とまで思うようになりました(笑)

本当は臆病で、心優しいお節介のとってもいい人なんだな・・・
って、何冊も読むうちにわかって来たし。

私だったら、怖い場所に
「お願いだから、ついて来て(;-人-;)」と言われても絶対に断りますね。
それを加門さんはお願いされると
かわいそうになって、嫌だと思いながら行ってしまって
結局、怖い目に遭うわけです。
霊感がある人は、人から頼りにされて、大変だなぁ。


特に加門さんの場合、霊感があるって言っても
「視える」ってだけで、お祓いとか出来るわけじゃないのに!
そんな霊感、嫌だっっっっ

まぁ、加門さんの場合は、作品のいいネタになるらしいけど(笑)



ちなみに表紙の写真が雰囲気があって、好きですね。






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