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zoom RSS 恒川光太郎さん2冊 と『花の鎖』 読みました

<<   作成日時 : 2012/01/14 18:34   >>

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『竜が最後に帰る場所』 恒川光太郎:著

短編が5本収録されてます。
恒川さんって、相変わらず幻想的なお話を作るのが上手ですね〜。

そして、なんともダーク・・・。
『迷走のオルネラ』という作品は、読んでいると暗〜い気持ちに。
胸くそ悪いろくでなしを書くのが、いつもうまいんだよね。
必ずと言っていいほど、クソ野郎が出てくるんだけど。
この人の作品って。

なんで!?
こういう男のモデルが周りにいたのかなぁ。
嫌なヤツの言動を書いてて具合が悪くならないのかな?
・・・と、ちと心配(笑)
ムカつくセリフを書くのが上手すぎです!(笑)



あと『夜行の冬』と『鸚鵡幻想曲』が面白かった

冬の夜の遠くから聞こえて来るわずかな鈴のような音、人の話し声。
「夜行様」の歩く夜は外に出てはいけない。
でもある夜、音の正体を確かめようと出て行ってしまった主人公のたどった道は・・・。
冬の夜の描写は子供の頃に感じたしんしんとした夜の事を思い出します。

『鸚鵡幻想曲』は「偽装集合体」を「解放」する能力を持った男に
出会った主人公の話でした。
思ってもみなかった方向に話が進んでいくので
「この先、どうなるんだろう?」
ととても興味深く読みました。
ラストも良かったな!


それにしても表紙・・・
なんでこのイラストにしたんだろう?
なんか「女性の暮らしの手帳」的な本に思える(笑)

『夜市』『秋の牢獄』『草祭』なんかの表紙は雰囲気があって
とっても素敵だったのになぁ!



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『南の子供が夜行くところ』 恒川光太郎:著


内容紹介
島に一本しかない紫焔樹(しえんじゅ)。
森の奥の聖域に入ることを許されたユナは、
かつて〈果樹の巫女〉と呼ばれた少女だった。

呪術的な南洋の島の世界を、自由な語りで高らかに飛翔する
新たな神話的物語の誕生。



7本ほど不思議な南の島のお話が収録されています。
中でも『夜の果樹園』が面白かった。
フルーツの頭を持った人間達の世界に紛れ込んでしまう話なんだけど
これもまたダークなんだなぁ〜(笑)
主人公はフルーツ頭達を襲って食べてしまうのです
想像すると怖い!
まるで悪夢の中を駆けずり回ってるような作品でした。

昭和の日本的な雰囲気の作品が多かった恒川さんだけど
さすが沖縄に移住しただけあって
南の島の熱気がうまく表現されていて、とても良かったですね〜





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『花の鎖』 湊 かなえ:著

内容紹介
元英語講師の梨花、
結婚後、子供ができずに悩む美雪
絵画講師の紗月。
3人の女性の人生に影を落とす謎の男「K」。感動のミステリ。



私としては残念な感じの作品でした!
まぁ、、、面白くない事もなかったのだけど・・・
途中で文章を読み飛ばしたという事は
やっぱり面白くなかったからかなぁ(笑)

わざと時代をわからせないように描いてるから
読んでいてストレスになりました。

この作者さんの作品は『告白』を読んでから2冊目です。
『告白』の時も思ったけど、読後感がなんか悪い・・・。


この作者さんの他の本・・・面白いのかなぁ。
この作品を読んで、他の本に手を出す気がすっかり失せてしまいました







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