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zoom RSS 面白かったり、面白くなかったりした本

<<   作成日時 : 2010/12/09 21:07   >>

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世間的には評判がいいんだけど
私にはどうしても面白く感じない本が結構あって・・・。
たぶん、多勢と感覚がずれているんだと思うんだけど
そういう本って、感想も特にこれと言って、書く気もしないしねぇ (;^_^A


これらがそういう本でした↓

『四日間の奇蹟』 (浅倉 卓弥)
『横道世之介』   (吉田 修一 )
『ゴールデンスランバー』   (伊坂幸太郎)
『ハッピーリタイアメント』  (浅田次郎)
『利休にたずねよ』 (山本 兼一)
『光媒の花』   (道尾 秀介)
『新参者』  (東野 圭吾)
『四十九日のレシピ』 (伊吹有喜)
『あした咲く蕾』   (朱川 湊人)
『ピストルズ』(安部和重 )←途中で読むのを断念する。


(この中で『あした咲く蕾』は評判には、なってないかも)


『利休にたずねよ』は特にダメだったなぁ。
あまりにもつまらなくて、飛ばし読みしてしまいました。
どこが面白いポイントなのか、全くわからず・・・(^_^;) 




他に読んだ本でちょっと面白かったのは・・・

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『リアルシンデレラ』(姫野カオルコ)


泉(せん)という名前のちょっと変わっている女性の生き方の話。

この本を読んで泉に共感して暖かい目で見守りたいと思ってる人でも
本当にこの人が身近にいたら、どうなんだろう?
けっこう理解しにくい性格だと思う。
実際にそばにいたら、近づかず、ないがしろにしそうな気がするなぁ。

主人公の『幸せ』の基準があまりにも人とずれている。
だから親から虐められても、男性と恋愛できなくても
本人は幸せなんだろうね。
たとえ周りからは、可愛そうに見えても。
そういう生き方が実は1番強いかも。

なんとなく心に残る話でした。




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『厭な小説』 (京極夏彦)


面白かったです! いや〜な話ばっかりだったけど(笑)
「厭な子供」「厭な老人」「厭な扉」「厭な先祖」「厭な彼女」「厭な家」「厭な小説」
という短編が入ってます。

京極さんて、どうしてこう〜キャラクターの性格を描くのが上手いんでしょうかね。
特に「厭な彼女」に出てくる「彼女」。
一見普通の可愛い女の子なのに
彼が嫌がる事しかしないちょっと病的な彼女・・・・。

そんな人をこんなに上手に描けるのって、すごいなぁ・・・と。
こういう人、会ったことあるの?モデルがいるの?
というようなリアルさでした。

「厭な先祖」に出てくる深谷の後輩のような
まるで末っ子タイプのちゃっかりした人間を描けるところもすごい!

深谷も嫌なヤツのようでいて、本当はけっこうイイヤツ
っていうのも味があって良かった!
やっぱり京極夏彦はすごいなぁ〜
『冥談』という本も割合面白かったです。

あと京極さんつながりで『異界談義』も読んだ。
「異界」(妖怪・あの世・占い)について異界の抱える課題と魅力を考察した本です。
これも面白かった。
民俗学に興味がない人には、全く面白く感じないんだろうけどね(笑)



画像画像
『楽園上・下』(宮部みゆき)


『模倣犯』で活躍したフリーライター前畑滋子の物語。
すごく面白かったわけじゃないけど、それなりに楽しめました。
途中ちょっと飽きて「なんか長いな〜、こんなに長々と描かなくても・・・」
と思いました。
スピード感がなかったですね。
細々と登場人物達の性格がわかるように描かれてるけど
「そうかな?そんな風に考えるかな?そんこと言うかな?」
と共感できないところも多かったですね。


『模倣犯』を読んだのが、ずいぶん昔だったから
内容をかなり忘れてしまった〜 !(;^〜^A




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『静かな黄昏の国』  (篠田節子)


2002年の古い作品だったけど、さすがに篠田節子は面白かった。
8つの短編からなっていますが、どのお話も、読み応え充分
好きです!せっちゃん!

「リトル・マーメード」面白かった。
ただの海の軟体動物なのに、そこにエロスを感じた人々。
欲深い業が、人間を狂わせて行きます。

「一番抵当権」の主人公・・・
モデルとなる男性が、何人かまわりにいたんでしょうな〜(笑)
仕事は出来る、けど、金遣いが荒く人からお金を借りるのが当然なダメ男。
やたらとリアルでした。

表題作「静かな黄昏の国」は、まさに表題作にふさわしく
短編にしちゃうのはもったいない話だと思いました。
環境破壊と貧窮で、文明が滅んで行く未来の日本。
かなりせつなく静かな静かなお話でした。




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『高橋克彦自選短編集1 ミステリー編』  (高橋克彦)
『高橋克彦自選短編集2 恐怖小説編』  (高橋克彦)



高橋克彦は若い頃から好きで読んでいたので
ほとんど読んだ事があるお話でしたが
内容を忘れていたりするので(←ダメじゃん)かなり楽しめました。

でも若い頃と違って、主人公の男性の身勝手な性格にちょっとイラっと来た(´▽`;)
ぜ〜んぶ作者の分身なんでしょうね〜。
1からキャラクターの性格を作るタイプの作家さんと
全て自分の性格から持ってくるタイプの作家さんがいるとしたら
高橋さんのキャラって、みんな高橋さんっぽいんじゃないかなぁ?

主人公の女性の好みは性格的なモノよりも
見た目が綺麗な人って感じだけど
きっと作者の趣味がそうなんだろうなぁ(笑)
若い頃に描いた作品だから、年をとった今は違うか???

ストーリーはどれもこれも面白いで〜す。
怪奇・歴史・伝奇・ミステリー・SF・冒険・・・・
なんでも描ける作家さんです。

時々「この身勝手男め!」
って、ムカッとしても、とにかくお話が面白いから、大好きで〜す 高橋さん




こうしてみると、私は『人情』とか『ほのぼの』とかを描いてる本は
あんまり好きじゃないみたいです (;^_^A
ひねくれてるから、『いいお話』はあんまり好きじゃあない。
なんだか、悪い人みたいだけど(笑)。

怖い本とか人間の本性が描かれてるような本が好きなんですね〜 (*∪‐∪*)








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