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<<   作成日時 : 2013/12/16 20:52   >>

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『海賊とよばれた男』上・下 百田尚樹


出光興産の創始者である出光佐三をモデルにした超話題作です。

正直なところ、私にはちょっと読みにくかったですね。
出来事の羅列的な小説って、けっこう苦手で。
でもこういう人がいたんだ〜!こんなことがあったんだ〜!
石油業界って、こうなんだ〜!
という勉強になりました。

『日章丸事件』は聞いた事はあったけど
内容を全く知りませんでした。
イランが親日なのは、こういう事があったからなんですね〜。


物心ついた時からあった『題名のない音楽会』。
なんで石油会社がスポンサーをしてるんだろう?
そして出光コレクションを展示する『出光美術館 』。
長年『石油』と『芸術』がうまく繋がらなかったけど
ようやく疑問が氷解しました。

芸術を愛する出光佐三という人がいたからこその『出光興産』だったんですね。
出光佐三氏は「芸術に中断は無い」と言い
『題名のない音楽会』は番組の途中で
CMを入れない構成となっているんだそうです。

『人が財産だ』と言ってくれる会社って、素晴らしいなぁ、、、!
と思いました。

創始者のいない今はどんな感じの企業なんだろう?
と、ほんのり出光興産に興味がわきました。



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 『澪つくし』  明野照葉 


内容紹介

古よりその土地に伝わる因習や伝統、言い伝え。
それを人が踏みにじった時、恐ろしい結末が訪れる…。
気付けば、じっとりと恐怖に纏わりつかれるホラー短編集。



面白かったです
死のニオイが漂うお話ばかりなんですが。

似たようなテイストの角田光代さんの『かなたの子』が
泉鏡花賞をもらえて、どうしてこの作品が評価されないんだろう
って思いました。
時代背景が現代だから?

私は『かなたの子』よりも『澪つくし』のほうが面白かったです。



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 『オルゴォル』朱川 湊人


内容紹介

母親と東京に住む小学生のハヤトは、
同じ団地のトンダじいさんから
「一生に一度のお願い」を頼まれる。
それは古いオルゴールを鹿児島に届けること。
福知山線の事故現場、広島の原爆ドーム、父さんの再婚
―出会うものすべてに価値観を揺さぶられながら
少年は旅を続ける。


う〜ん、悪くはないんだけど、
私はこの作者の描くダークでホラーな世界が好きだったので
残念ながら好みからはずれてしまいました。

子供が主人公のいい話にしようとしてる感じが
物語の世界に入り込めないところかなぁ。(ねじれた心の私)
児童文学的なので、小学生に読んでもらいたい感じですね。

ハヤト君がこずるくて、あんまりいい子じゃないところが
大人好みの子供じゃなくて良かったな。
リアリティーが感じられました。




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 『サクラ秘密基地』 朱川 湊人


「家族」と「写真」にまつわるちょっぴり不思議で哀しい短編6編が
収録されていて、どの作品も郷愁を誘います。

ストーリーとは関係なく、なんとな〜く気になったのが、
表紙にも描かれている黄色い草花の『セイタカアワダチソウ』。
舞台が昭和30年代40年代の雰囲気の関東なんだけど
その頃、関東にはセイタカアワダチソウって
ほとんど繁殖していなかったと思います。
関西方面は多かったみたいだけど。

チャビにも聞いてみたら
「そんな花は見たことないね」
と言っておりました。

作者が大阪の方なので、関西の風景の記憶なのかなぁ?って思いました。
関東地方では昔は『アホ』って言葉も使わなかったし。

この作者さんのお話は大阪が舞台のほうが
リアリティがあってなんか好き。
別に無理に設定を関東にする事もないのに・・・
って思いました。

でもま、そんな細かい事は置いといて、なかなか楽しめました。





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 『母の遺産』 水村 美苗


内容紹介

家の中は綿埃だらけで、洗濯物も溜まりに溜まり、
生え際に出てきた白髪をヘナで染める時間もなく、
もう疲労で朦朧として生きているのに母は死なない。
若い女と同棲している夫がいて、
その夫とのことを考えねばならないのに、母は死なない。
ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?
親の介護、姉妹の確執…離婚を迷う女は一人旅へ。



自由奔放に生きたわがままな母親の面倒をみる娘の愚痴が
延々と綴られています。
でも施設や病院にお見舞いに行ってるぐらいで特に介護らしい事はしてないし
仲良し姉妹で、確執も全く無くてこの内容紹介って
なんか違うような・・・。

ただママの事が嫌いってだけなのよね〜。
好きになれない性格の人が母親だと
いくら豊かな生活や教育を与えてもらっても
感謝の気持ちも持てないものなんだろうなぁ。
とにかく早くこの世からいなくなって欲しいってだけで。

どこからどこまでが本当の話なのかっていうのが
とても気になってしまった。

物語の最後のほうで
浮気したダンナからお金をふんだくる算段してるところが面白かったです。
ダンナさんと浮気相手が離婚後、どんな暮らしをするのか興味ありますね。

さて、不幸なのは全て他人のせいと思ってる
この主人公は今後、満足の行く生活を送れるんでしょうかね〜?
お金持ちのお姉さんがなにかと援助してくれそうですが。

せっかく母親からも夫からも解放されて、自由になれたのだから
幸せに暮らせるといいよね〜
と思いました!







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