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zoom RSS こんな本読みました☆

<<   作成日時 : 2013/09/26 13:09   >>

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『ツリー』 高橋克彦 

内容

ある新人賞に驚異的な小説が応募されたことから物語は始まる。
書評家の私は、編集者から頼まれて、
連絡のつかない作者・風森大樹を捜すことになった。
本籍地の青森に行くも、杳として行方が知れない。
地元で聞くには、風森には子どもの頃から特殊な能力があったという。
手伝いをしてくれた若者が不審な死を遂げ、事態は急転する―。


高橋さんは、若い頃から大好きな作家さん。
いろんな分野の小説を書いてますが私は特にSFとホラーが好き。

この本はSFですね。
メッチャ面白かった〜

とにかく導入部がスリリングで最高に面白かったです。
上手いんですよね〜小説の世界に引き込むのが。
これぞ高橋節!

まぁ、読み進めていくと
バカバカしいほど「ありえなーい」話で、白ける気持ちもあったけど
そんなの無視!無視!

気にしないで面白く読んでしまえ!
楽しくて、終わっちゃうのが寂しくてずっと読んでいたかった(笑)
私は好きですね。



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 『歪笑小説』 東野圭吾

内容

禁断の小説業界舞台裏を描く、東野笑劇場。
新米編集者が初接待ゴルフで知った、「伝説の編集者」の仕事ぶり。
自作のドラマ化に舞い上がる作家。
担当編集者に恋心を抱く小説家…
小説業界をネタに、ブラックな笑いで贈る連作小説集。




出版業界や編集者の仕事に興味がある人なら
面白い本だと思う〜。
私は面白かった!

笑うような面白さではなくて、じわじわした面白さでした。
ジーンと来る場面もあったりして良かったな。



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 『黒笑小説』 東野圭吾

内容

東野圭吾が描く、「黒い笑い」
平静を装いながら文学賞の選考結果を待つ作家、
内心では「無理だろう」と思っている編集者――。
文壇事情を皮肉たっぷりに描く短編の他、
笑いをテーマにした作品を収録した傑作短編集。



『歪笑小説』 を読む前にこっちから読むべきだったのね。
順番が逆になってしまった。
でもこっちから先に読んでたら、
『歪笑小説』のほうは読む気にならなかったかもしれないな。


アイディア勝負の短編集って感じで
一冊の本としてまとまりの無さを感じました。
「笑」シリーズって、この短編集で笑える???
うーん、面白かったけど、笑える内容じゃないですよね〜?

文壇ネタだけのほうがもっと面白く思ったかなぁ。
だから『歪笑小説』 のほうが面白かったです。

これ以外に『怪笑小説』と『毒笑小説 』があるらしいけど
そのうち読んでみたいですね。



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『宿命』 東野圭吾

内容

刑事と容疑者、幼なじみが宿命の対決を果す初恋の女と別れ、
男は警察官となった。
男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代のライバルだった男。
彼は殺人容疑者で別れた女の夫になっていた。
宿命の二人の対決



図書館で手にとって少し読んでから
そのまま借りてしまったんだけど
これ、『本格推理』だったんだ!
(推理小説で、複雑な犯罪トリックの解明や犯人捜しを中心にストーリーが展開されるもの)

実は私、『本格』が好きじゃないの。
説明的文章を読むのがめんどくさくて。

この作品はラストに近づいても想像を超えるものが何も無く
このまま終わっちゃうのかな〜・・・
と思ったら、ちょっとしたサプライズの結末があった。
「まぁ、そういう事ならいっか!」
って思いました。

これがなかったら、読んで損したかも!
という感じでしたね。
私は東野さんの作品は
推理が少なければ少ないほど面白く読めるんですよね。
(←そりゃ、本格が嫌いだからですね・・・すみません)



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 『噂の女』 奥田 英朗

内容

美幸って、知っとる?
この町のどこか夜ごと語られるは彼女にまつわる黒い噂──。
町で評判のちょっと艶っぽいイイ女。
雀荘のバイトでオヤジをコロがし、年の差婚をしたかと思えば、
料理教室で姐御肌。
ダンナの保険金を手に入れたら、
あっという間に高級クラブの売れっ子ママに。
キナ臭い話は数知れず、泣いた男も星の数――。
美幸って、いったい何者?



面白かったです!


奥田さんって、地方の実情を描かせたら、天下一品ですね!
この本も『家日和』のような短編集かと思ったら
連作集だったんですね。

周りの人々の噂話から「糸井美幸」という存在を
浮かび上がらせて行く手法です。

美幸がどこまでやっちゃってるのか・・・
そこを明らかにしていないところが、良かったな。

読者の想像を広げさせるし
はっきり描きすぎると、安っぽくなっちゃうから。
美幸という女にミステリアスな雰囲気が残って、いいと思った。



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『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹



ちょっぴり不思議なところのある村上作品。
私は若い頃から村上春樹が好きです。
でもハルキストじゃないけど。
普通に好きなだけ。

普通に面白いと思うんだけど
なんで世の中が大騒ぎするのかがちょっとわかんない。
なんでみんなこんなに村上春樹が気になるのかなぁ?

「ノルウェイの森」の時から思ってたけど
あんまり万人受けするような作品でもないと思うんだよね。
あの時だって読んでから文句言ってる人多かったし。
だから乗せられて読んだ人はきっとがっかりしちゃうんじゃないのかな。
性に合わないと思う人が読むと
損した気分になるんじゃないかと心配しちゃう。
合わない人は、なるべく読まないで!
って思っちゃう。

私は面白く読めたけどねぇ。
主人公の物欲のなさとか友達いなくても意外と平気で
自分の好きなことだけやってるところとか
こういう人に共感が持てるんだよね。


全体的に高校時代の友達関係についての内容でしたが
「どうして?どうして?」
と思いながら、最後まで一気に読んでしまいました。

でも1つ、多崎つくる君の一人称が「おれ」なのに違和感があったな。
性格的に「ぼく」のほうが合ってる気がするんだよね。
坊ちゃんぽい感じがあって。
「おれ」と書かれてると
「おれ?おれでいいの?君は『ぼく』じゃないの?」
って、引っかかっちゃう(笑)


それにしても灰田くんの行方が気になるなぁ。
なんか寂しいですよ。
本当に友達を失ったみたいに (w´Д`w) 




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