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zoom RSS 『旅行者の朝食』米原万里・著 メチャクチャ面白かった〜!

<<   作成日時 : 2013/01/26 16:35   >>

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2006年に亡くなられたロシア語同時通訳・エッセイスト・作家の
米原万里さんの食べ物エッセイです。

どの話もメチャクチャ面白かった〜

9歳(1959年)から14歳までプラハで暮らして
ソビエトの学校に通っていた頃の話も面白いです。
その頃、学校には50ヶ国から子供が集っていたそうです。

どの話もうんちく満載で、とっても面白い!!
ジャガイモの歴史とか、キャビアのこと、
フランス料理のシステムは元はロシア料理だった事とか
知ってると得になる話ばっかり!

トルコ蜜飴=「ハルヴァ」のエピソードは
読めば絶対に一生に一度は味わってみたい!
と思う事、間違いなし!です


あと、私が面白かった話は
米原さんは14歳の時に初めてアルバニアでヤギの乳を飲んで
強烈な腋臭みたいな臭いに鼻面を一撃された事。

ハイジが飲んでいた憧れのヤギの乳はまずかった・・・。
生クリームたっぷりのショートケーキもあまりの臭さに
ゲッと吐き出してしまったとか。
1ヵ月滞在していても、ありとあらゆる乳製品の臭さに慣れることはなかったそう。

う〜ん・・・ヤギの乳は、生まれた時から飲んだり食べたりしてないと
美味しく感じないんでしょうかね〜?

ちなみに50ヶ国の子供たちは誰も
『アルプスの少女ハイジ』の物語を知らなかったとか。



それと『ちびくろサンボ』の話も面白かった。
米原さんが調べたところ
アフリカか、中南米が舞台と思われる物語が
実はインドだったということ。
だから虎がいるらしいんです。
原作者のイギリス女性が植民地のインドで医療活動を行っていたそう。

日本で出版された『ちびくろサンボ』は
原書の絵が使われていなくて翻訳もそのままではないんだそう。

元の絵のサンボはインド人の顔をしてるんだって。

そして、日本ではなぜかホットケーキという事になってしまっているが
インドなので、本当は「ナン」なのだそう。
それをイギリス人原作者が「パンケーキ」と言い表していたのを
日本では「ホットケーキ」と超訳したらしい。

「ナン」→「パンケーキ」はわかる。
「パンケーキ」→「ホットケーキ」もわかる。

でも「ナン」→「ホットケーキ」は
なんでこんなにも離れた食べ物になってしまうんだろう〜(爆)


虎が溶けて出来た「バター」も本当はインドの「ギー」なんだとか。
米原さんによると
ちびくろサンボのが食べたのは
虎から出来たギーのたっぷり入ったナンだった、ということです!

でもどう考えても日本の子供にとっては
絶対「ホットケーキ」のほうが魅力的だよね〜。
これ以上、食べられない!ってぐらい食べたくなるよね。



それから外国で、日本食を口に出来ない苦しさに関する
エピソードも面白い。
「シベリアの鮨」は、テレビ取材でマイナス50度のシベリアで
1ヵ月過ごした時に米も麺類も皆無な状態で、
「そうだ、お鮨屋さんごっこしよう」
と米原さんが提案して、いい大人がみんなで
鮨職人とお客さんになってエア鮨屋を楽しんだんだって。

東京に帰ってきて鮨屋に直行した取材陣が異口同音に叫んだのは
「やはり、シベリアの鮨にはかなわない!」

だったそう。
なんか落語みたい(笑)



その他、面白いエピソード満載なんだけど
書くときりが無いのでやめておきます。
興味ある方は、ぜひ読んでみて下さいね





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