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zoom RSS 『終業式』 姫野カオルコ・著 読みました☆

<<   作成日時 : 2012/12/19 13:55   >>

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高校の同級生男女4人の高校時代から、20年間の物語です。
全編、手紙や授業中にまわしたメモや
卒業してからは、手紙の他にFAXの文章で綴られています。

一冊まるごと手紙だけの文章って、ちょっぴり読みにくいなぁ・・・
と思ったけど、なかなか面白かったです!

1975年からのお話で登場人物たちは17歳です。
私が9歳の時に、8歳年上って事になりますね。
私には7歳上の姉がいるので、ものすごく想像しやすかったです。


一冊まるごと、誰かが書いた手紙だけで構成されてるんだけど
こんな細かい事、手紙に書くかなぁ・・・なんて、思いながら・・・
いや、あの時代の人なら、書くのかもねーって思いました。
携帯もパソコンもワープロもなく、もっぱら手書きの時代だったから。

そういう私も思い出してみたならば
高校時代は長々とした手紙を細かい字でぎっしり書いてましたっけ。。。
人の事は言えん(;´▽`A``

紙に書いてあるモノは読みやすいって事もあって
制限なく細かいことを書けたけど
デジタルの文章は長くなればなるほど読みづらいから
極力簡潔に書こうとするよね。

アナログ時代とデジタル時代で文章の形態が変って来てるよね。

そして、今となっては手書きで文章を書くなんて、ありえなーい!
って思ってる・・・。
手で文字を書くなんて、大変すぎだもん。

時代は変わりましたなぁ。(´-`).。oOしみじみ




「おてまみ」「かわゆい」「ドキがムネムネ」などなど
あ〜昔、こんな言葉、あったな〜的なのがバンバン出て来て懐かしかったです。

作者が昔やり取りした手紙を参考にしながら
作品作りをしたのかな?
な〜んて、思いました。

超〜こっぱずかしい時代でしたよね。
なんか、本人達は男女平等と思ってるんだけど
無意識な男女差別感がありましたね。
女の子は自分の意見を男性に言うと嫌われてしまうから、なるべく黙ってる・・・とか。


そんでもって、女子のほうも自然に男性ウケを狙って
カワイコぶるんだよね。
『乙女チック』が全盛期でした。

まぁ、わかりやすく言うと「ぶりっこ」ですね。
この作品にも、男性の前で態度が変わる「ぶりっこ女子」が出てきてましたが。

とは言えこの本には「ぶりっこ」という言葉は出てきません。
江口 寿史の漫画「すすめ!!パイレーツ」に「かわいこぶりっこ」として
出てきたのが1980年ですかね〜。
パイレーツ・・・私も読んでました。

そして世の中に広まったのが1981年頃でしょうか。
登場人物たちが、22、23歳ぐらいになっちゃったから
あんまり使ってなかったんだろうな。

この世代はぶりっこと言われていた『聖子ちゃん』じゃなくて
イルカやユーミンだからね。


若い頃は、むちゃくちゃ腹立たしくて嫌いだったなぁ。。。『ぶりっこ』って。
今となっては男性にかわい子ぶるって
エネルギーを使ってやるんだから
偉いもんだと思えるようになったけど。

てか、最近あまりにも下品な若い女の子を見ると
「少しはぶりっ子してもいいのでは?」
とまで思うようになりました。。。 (;^_^A
(年とると何かと変わりますね〜)



でも70年代の男女の関係と
今とを比べると、私は今のほうが好きですね。

現代はあっけらかんとしてて、いいよね!
どうも70年代って、男と女を意識し過ぎていて、むず痒くてたまらん。



この本は最終的には20年後の37歳までが描かれています。
あっちこっちと寄り道しながら、ようやく落ち着くべき場所に落ち着いた
というようなラストでした。

今現在では54歳の方々の青春時代ですね。
同年代の人が読むと、同級生達の人生をたどって行くような気持ちで読めて
ものすごく面白いんじゃないかな?

恋愛小説っていうよりも私は時代を追った小説だと思いました!
私はまぁ、あんまり好きなタイプの本ではなかったですが(;´▽`A``




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