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zoom RSS 『わたしたちができるまで 岩館真理子 小椋冬美 大島弓子』

<<   作成日時 : 2012/11/09 17:48   >>

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『わたしたちができるまで
岩館真理子 小椋冬美 大島弓子』




夏になった頃、図書館で借りて読みました。

ご本人達による全作品解説、インタビュー、書き下ろし作品が収録されてます。
私はこのお三方の中では大島弓子さんを一番読んでましたね〜。
全作品は読んでないけど、タイトルはみんな知ってます!


私は毎年、夏になると、なんだかすごく
昔の少女漫画が読みたくなってしまうのです。

夏になった頃、ブックオフに行って「岩館真理子」先生の作品を探してみたんだけど
今、一冊も置いてないのに、びっくり!
え・・・つい何年か前まではけっこうあったのに・・・。
どうしてないの?
って。


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その岩館真理子先生の作品に『おいしい関係』1 2 (1986年) 
という作品があるんですが、紹介されてるところで

「これは駄作ですね 描いててちょっとダメだな・・・・と思いました」

とあったのでびっくり!( ̄□ ̄;)エーーーーッ!
私はこれが岩館作品の中で一番好きなのにぃ〜〜〜


岩館さんは、編集部で主人公の女の子が評判悪いという話を聞いたそうです。
「自分では普通に描いたつもりだったから そんなにいやなやつなのかな」
と悩んだそうです。


そうかぁ、そうだったんだ〜。
私は好きだったけどなぁ。
高校生が先生と不倫、という設定がリアルすぎる
と言われたんだそうです。

確かにね、
当時、少女漫画を好んで読んでる乙女たちには
受けないかったかもね。

少女漫画っていうのは、地味で自分に自信のない内気な女の子が
ウジウジ悩んでると、学校1のモテモテ男子から
「ありのままの君が好きだよ。君の前でだけ本当の自分が出せるんだ」
とかなんとか言われるのが基本路線ですもんねぇ(笑)


たまこちゃんは、男性に対して軽いからなぁ。
スキーの授業(北海道なので)でコーチに来た男性に
「コーチってあたしの好みのタイプ・・・」
「残念だな あたし彼がいなかったらアタックしたのに」

なんて、シレ〜っと言っちゃう女の子なのだ!
(『彼』っていうのは、不倫相手の体育教師です)

そういう性格が、当時の少女達には受け入れられなかったんですかね〜。

でもでも、キスシーンすらないし
今だったらごくごく普通の感覚だと思うんだけどな!

楽しくて楽な方向に流されやすくて根性のないたまこちゃんって
なんか私と似てて好きだけどなぁ(笑)
(『なんか』・・・というよりも『かなり』似てるかなぁ)


とにかく!私はこの作品が一番好きなので
そういう読者もいるって事をぜひ知っておいて欲しいな・・・っと。



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↑『おいしい関係』の続編の『週末のメニュー』です。
ハッピーエンドで、嬉しいラスト






ところで実家に帰ったときに、大島弓子先生の漫画を持って帰って来たけど
70年代の作品なのに、今読んでもやっぱりすごいね。
叙情的で文学的。
今の少女漫画にはない繊細さ。
こういう漫画って、今はもうないですね。
懐かしくてせつなくなっちゃいました。








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