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zoom RSS 『降霊会の夜』『夕映え天使』浅田さんで〜す

<<   作成日時 : 2012/11/07 07:27   >>

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『降霊会の夜』 浅田次郎・著



どう読んでも主人公は浅田さん自身だろうなぁ
と思われます(*∪‐∪*)

東京の山の手の裕福な家で育ったお坊ちゃまって
まんま浅田さんでしょう?
昭和30年代の子ども時代から
昭和40年代の大学生時代までの話が詳しく描かれています。

悔悟の日々を送る初老の男性。
軽井沢の別荘で降りて来た霊たちに責め立てられるんだけどね、
でも私には主人公は全く悪くない・・・
としか思えなかった。
もしかして、浅田さんは自分自身をあんまり悪く描けなかったのかな?
とか思ったり。

私には「悪いのは幽霊達のほうじゃん」としか思えなかったから
しつこく ぐちゃぐちゃ言われるのは腹立たしかったなぁ。
とにかく幽霊たち、しゃべり過ぎ(笑)

死んでからそんなに自由自在にしゃべるんだったら
生きてるうちに言えばいいのに(笑)

なんでもかんでも人のせいにしてる幽霊達の性格のほうが
嫌だと思っちゃいましたね〜(;´▽`A``

だから途中まではとっても面白かったんだけど
最後のほうはちょっとうんざりしちゃいましたね(笑)





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『夕映え天使』 浅田次郎・著
6編の短編集です。

どの短編も余韻が残るいい作品で
情景が鮮やかに浮かび上がってきました。
どれもこれも、切なくなりました。
読者に色んな事を想像させる部分をたくさん残しているのが
とっても文学的。


『特別な一日』は・・・
定年退職したサラリーマンの1日を描いていたのかと思えば・・・
意外なラストが待ち受けていました。

「きょうを特別の日にしない」
という言葉の重みが、読み終わったあと、胸を締め付けます。
あと「どうして俺なんだよ」という言葉の意味も。

たぶん、この小説のラストのような感じには
その1日が進んで行かないような気がしますが。

ちょうど、オチの部分に関係するテレビを見たので
余計に記憶に留まる作品となりましたねぇ。


あと『丘の上の白い家』なんか面白かった。
百合のその後の事が、もっと詳しく読みたかったなぁ!
と思いながら・・・
どんな人生を送ったんだろう
と想像してしまいました。
読者に想像する余白を残すところがいいのかもしれないけど。


『樹海の人』も面白かった。
自衛隊にいた浅田さんの本当の体験談なのでは?
と思える、リアリティーある作品で。

上記の『降霊会の夜』の中にも描いてあったけど
神宮外苑の銀杏並木を女の子とデートした話があって
それって、浅田さんの学生の頃実際にやってた事なんだろうなぁ
って思いました。

それにしても自衛隊って、こういう訓練をするのね・・・
っていう面白さと、不思議な体験談。
とても興味深くて面白かったです!










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