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zoom RSS 「もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら」工藤美代子著 他2冊

<<   作成日時 : 2012/03/27 23:08   >>

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『もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら』 工藤美代子



工藤さんが自分が体験したことを記した怪談エッセイ集です。
「日々是怪談」の続きと言えるかな?
体験したことを嘘を書かずにそのまま書いてるので

「もう少し話に尾ひれをつければ立派な怪談になるとわかっていても
自分の体験したこと以外は書かないことにした」


とありますが、そのほうが私はいい!って思います
工藤さんの人となりとか うかがえるし、
本当に体験した話なんだなぁと思うと
とても興味深くて、すごく面白い。
人って、こういう不思議な現象を体験するんだな、って。

工藤さんのダンナさんも同じように見たり
聞いたりするようになってるところが面白いです。

ダンナさんは全くそういう事には無縁の人だったし
まるっきり信じてなかったのに。
なんか工藤さんと結婚してから怖い目にあってらっしゃるのが
ちょっとお気の毒な気もします。

不思議現象が日常茶飯事って、わずらわしいだろうな。
私は不思議な事があったら「あの世」の存在や魂とか
信じられそうだから、そういうの経験してみたいけど。
死ぬのが怖くなくなりそうで、いいよね。

でもダンナさんが経験したことで
お風呂から真っ黒で長い髪の毛が浮き上がってくる
・・・とかいうのはやっぱり嫌だなぁ

どの話にも深く感心したけど、
工藤さんが若い頃、プラハに留学してた時の
寄宿舎の話はせつなかったなぁ。
北朝鮮人のキム・・・たぶん当局に殺されて
もう帰って来られないキムが工藤さんの前にだけ死んでから姿を見せるのが
妙に、悲しかった。
工藤さんが、本当に体験した事だからこそ、せつなぁ〜

私も学生の頃、留学生達と一緒の寮みたいなところに
住んでいたから余計に心揺さぶられるのかもしれないな。゚(゚ノω`゚)



あと『火の玉は何色か?』というお話は
子どもの頃に工藤さんが見たことのある火の玉は赤くてふわふわしてたんだけど
お父さんに
「火の玉は骨から燐が発生して燃える時の炎が青いんだ」
と言われ、赤い火の玉を見た工藤さんは色覚異常があると思われて
眼科に行かされた・・・という事だった。
なんて現実的なお父さん!(^◇^;)

そこから火の玉の色などに興味を持った工藤さんは
「いつか火の玉を見た経験のある人たちに話を聞いて
色や大きさの統計を取ってみたいものだ」

と書いてました。

私が前に読んだ松谷みよ子さんの
「現代民話考」「夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂」
目撃例がこれでもかと載ってたけどなぁ。

確かその本では若い人が死んだら火の玉は青白くてスピードが速くて
年寄りの場合は、赤っぽくて、ふわふわしてる…
という見解だったと思うけど。
う〜ん、この本の事を工藤さんに教えてあげたい
でももう知ってる人から教わったかな?


工藤さんには、これからもこういった体験を書き続けて欲しいです。




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『FKB話 怪談実話 饗宴』

FKBとは、不思議で怖くて不気味な話という事だそうです。

平山夢明監修FKBシリーズの第6弾らしいのですが
これしか図書館になかったので、前作5冊は読めてませーん。

工藤さんの嘘を一切書かない本人の体験を読んだあとだったから
この本は実話っていうよりも創作っぽく感じました。

別に面白かったら創作でもなんでもかまわないとも思うのですが。
なかではやっぱり福沢徹三さんが一番好きでした。(福沢さんがそもそも好きなので…)
なんといっても文章が上手だし、内容もその土地の力のような物を感じますね。
怖いというよりも、やっぱり不思議な話だなぁ〜って思いました。






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『たまゆらり』 高橋克彦

ホラー短編集です。
読んだ事のある話も多く収録されてたけど
あらためて読んでもやっぱり面白かったですね。
SFチックな話もあって、これぞ高橋ワールド!って感じです。

本人を主人公にしたような語り口が真実味をかもし出してて
エッセイに近いような感覚もありましたね。






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ルナさん、お久しぶりです!出来れば不思議な体験はしたくないですね〜 自分も、妻が結構その様な力が有って、小さい頃夢の中で白い龍が脚(調度スネの辺り)に入って来た夢を見た事が有る様で…それから不思議な力を持った様なんですよ… 恐いですね〜(>_<) まだ付き合っていた頃、妻が海に膝位まで入って遊んでる写真を自分が撮った事が有ったんですが、現像して受け取った写真に (デジカメ等無く写るんです世代です)笑。2枚に別れて妻の脚から綺麗に白い鱗の有る龍の様なものがドーンと写ってた時はビックリしましたよ!感じる物とかも有って自分にも良く「今日は車の運転気を付けてね」とか 仕事で何処そこに出張に行くよ!と言うと、行った事も無いのに「海の近くに行く事が有ると思うからそこに有る公衆トイレには入れば駄目だよ」とか言うんですよ…恐いですね〜(>_<)まぁ色々と役に立つ事も有りますが…自分は余りそう言った事は信じて無いんですが、妻いわく、貴方にもそういう力は有るよ!と言われます… まぁ自分の第六感は良く当たりますね。自分で辞めとこうとか嫌だな〜って思った時はそれに従うとかなりの確率で良い方へ事が運びますね! 何かの瞬間に居るはずの無い人がチラッと見えたり(ノ_・。) そういう時はすぐに妻に「何かあそこに人が居たんだけど…とか最近、家変じゃない?」とか聞くんですが、妻が「大丈夫だよ(^^)悪い物じゃないから」と言うと何事も起きませんね…悪い、気や何か嫌〜な感じが有る時は妻が何かしてますね!自分はツッコミません(笑)でも妻も子供を産んでからその力が弱くなったと言ってますね。いらなく分かるより気楽でいいよ〜♪と喜んでますね(^^)話し長くなってしまいました…又遊びに来ますね(^-^)!
しんじ
2012/03/29 08:25
■しんじさん

うわぁ
ものすご〜く面白いお話、どうもありがとうございます

こういうお話、大好きなのよね(笑)
奥さん、いいなぁ!!
そういう能力があるのって、すごく羨ましいな
私だったら、自慢げにブログに書き綴っちゃうよ

でもそういう力がある人って
「ないほうが気楽でいいわ!」
って思うのよね〜必ず…だから本当に本物なんだって思うの。
ニセモノは自分にはそういう力があるって
やたらと誇示したがるもんだよね。

力のある人と一緒に暮らしてると
見えるようになったりもするらしいよ。
この本の工藤さんダンナさんも工藤さんと結婚してから
そういう体験をするようになったんだって。

>悪い、気や何か嫌〜な感じが有る時は妻が何かしてますね!

って、奥さんは一体何をなさってるんでしょう?
悪いものを払ったりとかしてるって事?
私は悪い気とか、全く感じないんだよね〜。

チャビは結構勘がいいんです。
こんな感じで↓

http://tsukiiro.at.webry.info/200511/article_7.html

でも人生一発大当たり的なのがなくって(あればいいのになぁ(笑))
チョコっとした勘だけだけど。
やっぱりそんなに甘くない (;´▽`A``

あと私が唯一体験した不思議な出来事です
良かったら読んでみてね

http://tsukiiro.at.webry.info/200611/article_2.html
ルナ☆
2012/03/29 14:57

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