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zoom RSS 『森に眠る魚』 角田 光代 著  ママ友って何?

<<   作成日時 : 2012/01/21 19:32   >>

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内容紹介

都内文教地区の町で出会った5人の母親。
育児を通して互いに心を許しあう彼女たちだったが、
その関係性は徐々に変容してゆく。
引き金となったのは小学校受験なのか、それとももっと他の何かなのか。
――あの子さえいなければ。私さえいなければ。
5人のせめぎあう感情が胸にひりひりと迫る、著者母子小説の衝撃作!



何年か前にあった「音羽お受験殺人事件」と呼ばれたあの事件を
モチーフに描かれた作品だそうです。

最初に5人の母親と、その子供をセットで覚えなくてはいけないので
「うわっ!なんて読みにくい小説なんだ!」
と思って途中やめようかと思ったぐらいだった

でもいったん覚えてしまえば、1人1人の言動の描き方に
引き込まれて行くんだけどね。

特に人間の嫌な部分を見せつけられると
「うわっ」と思って、ついつい読んじゃいますね〜。


そもそも『ママ友』って何なんだろう?
私には子供がいないので、ママ友自体がよくわからないんだなぁ。
だって趣味が合ってるわけでもないし・・・
ただ同じ地域に住んでて、子供の年齢が近いから
ってだけの人と友達になる・・・っていうのがわからない。

『友達』って思うから、重たくなるんじゃないのかなぁ。
ただの『知り合い』でいいじゃん。
ママ知り合い(笑)

本当は自分の子供が1番可愛いのに
『友達』の子って思うから、他のママの子供に悪意を抱いてしまうのでは?
なんていうか『友達』を自分の一部分として考えすぎるのはよくないやね。
依存しすぎてるっていうか。
もう少し『あかの他人』として、心理的に距離を置いて接触するべきなのでは?
必要な情報交換だけはして。

まぁ私自身、かなり変わってるから一般的な女性と同じ枠にはまらないんだけど
普通の『友達』ってこんなにベタベタしてないといけないもんなんでしょうか・・・。

なんでも逐一報告し合ったり・・・
相手の言葉を勘ぐって、裏側を想像して悪い方向に考えたり。
ほとんど妄想の域。
「あの人とあの人は陰で会ってて、私の事を仲間はずれにしてるんじゃないか」
とか・・・母親になっても学生時代と同じような事で悩むんだね。

本当に気が合って一生仲良くできるママ友もいるだろうけど
「お受験」がからんで来ると、受かった学校によって
ママ友の関係は解消しそうだよね。

そもそも東京の文教地域?の母親達って怖い。
それとも受験がからんで来ると、どこの地域でもそうなのかなぁ?
土地によっても違いがありそうな気がするんだけど。


そういえば この前、成城の街角で見かけた4,5人ぐらいのお母さん達の集りは
みんな似たような雰囲気で
あきらかに一緒のグループって感じがして、「なんだろう?」
ってじっと見てしまった事があった。
若くて綺麗でほっそりしてて、おっとりとした雰囲気が全員そっくり!

ある私立学校のバスが迎えに来ていたから
「ああ、あの学校に子供を通わせてる人達なのか」
って妙に納得したけど。
ああいう似てる人達の集りって人目をひくね。
草だらけの野原にそこだけ かたまって数輪のお花が咲いてるような。

女子学生が同じ制服を来て数人で歩いてても気にならないのに
ある程度の年齢行ってる人達が身にまとってる空気が同じだと
なんでこうも目立って気になってしまうんだろう。
やっぱりどこか不自然で違和感があるんだろうね。
変で、面白〜い。

でも本人達からしてみたら
「あら、私たちそんなに似てるかしら?そんなに似てないわよねぇ?おほほほ」
って気持ちなのかもしれないね。

女性同士のグループって、なんか不思議〜。
やっぱりそもそも似た者同士が集るんだと思うな。

だからこの本に載ってた毛色の違う人達が仲良くなって
グループを作る部分は違和感あったなぁ。
中でも田舎のヤンキー風な教養も品もない図々しい母親と
経済的に余裕があってハイセンスな母親が仲良くなるところは
「ない、ない!」
って思った(笑)
そもそも最初から仲良しグループにならないだろう〜。
設定にちょっと無理があると思うんだよね。

それにしてもみんなどうしてこう、幸せそうじゃないんだろうね。
子供は可愛いし、父親だって問題あるわけでもないのに。
(まぁ、あんまり話を聞いてくれない夫もいるけど)

健康で普通に暮らせるのが当たり前な生活送ってると
幸せを感じられないのかもね。
幸せに対して不感症気味な女性達って、気がする。
そろいもそろって。

今の幸せに気がつかずに、失ってからはじめて
「あの頃は幸せだったんだ・・・」
って思い至るような。


この本に出てくる母親達は一緒にいると息苦しくなりそうで
誰とも友達になりたくないなぁ・・・
と思いました。
でも実際は子供が同じ幼稚園に通ってたりしたら
付き合わなきゃいけないハメに陥るんだろうなぁ。

全くの他人事になっちゃうけど・・・子育てママ達って、本当に大変そう。



小説としては、終盤がちょっと期待はずれな感じだったかな。
大きな事件も起こらず、平坦に終わってて。
ママ友同士の関係ってこんな感じだよ。
という小説でしたね。





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ルナさん、こんばんは!お返事頂きまして有難うございます(^^)本は図書館からお借りになってるんですね。自分は図書館…何十年と行った事有りませんね〜 でも図書館から借りるってのは良い方法ですね。自分も怖い話し、ドロドロした話しや、ちょっと一般受けしない様な読み物とか好きですね(笑)別に至って真面目な人間なんですけどね(^^)人間の奥に潜む、悪とか心理等、そういった物に興味が有りますね…だからって危ない人間じゃ無いんで気持ち悪がったりしないで下さいね(笑)禁煙もまだ続けてますよ〜♪お酒を飲んでも平気なんですが…コーヒーを飲むと無性に吸いたくなります(>_<)でも我慢して必ず成功させます!ルナさんへのコメントは何処にするのが普通なんですかね(笑)
しんじ
2012/01/21 21:40
■しんじさん

コメント、好きな場所にして下さいね
お嫌でなかったら。
「こりゃ、コメントするのに困るだろうな〜」
って自分でも思うような場所があるんだけど
そういうのは無視していいです(笑)
実際誰も来ないし(爆)

図書館から本を借りないと経済的に大変だし
家の中が本だらけになっちゃうんですよね。
片付けるのが下手だから
読んだ本を否が応でも返すシステムの図書館は
う〜ん、本当に素晴らしい

・・・でも図書館の本って、香水臭い本が多くて
化学物質過敏症の症状が出るから困るんだけど

本って香水をワザワザかけなくても
カバンに入れてるだけか香水くさい家に置いてあるだけで
ニオイを吸ってしまうみたいです。


しんじさんもドロドロ系がお好きなんですか。
私もあんまり人には言えない感じなんで・・・(笑)
そういうのって、なんかカミングアウト的な
勇気が必要ですよね(;´▽`A``
一般受けしない・・・どんな感じの本なんだろう?
私が聞いてもわかんないかなぁ。

ああ、コーヒーとタバコはセット的な感じがしますね!
私もコーヒーやめろ・・・と言われたら、きついなぁ!

タバコ、頑張ってやめてくださいね!
やめたらきっといい事がありますよ〜
ルナ☆
2012/01/22 15:18

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