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zoom RSS 「ちょちょら」「夜明けの街で」「九月が永遠に続けば」

<<   作成日時 : 2011/11/07 20:45   >>

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『ちょちょら』 畠中 恵


内容紹介
兄上、なぜ死んでしまったのですか?
千穂殿、いま何処に?胸に思いを秘め、
困窮する多々良木藩の“外交官”留守居役を拝命した新之介。
だが―、金子に伝手に口八丁、新参者には、すべてが足りない




ちょちょら・・・群馬弁や足利弁では
おっちょこちょいとか、適当いい加減みたいな感じの意味です。

「あいつはちょちょら なんなぁ〜」
ってちょっとバカにする感じで親がよく使ってました。
私たち40代ぐらいだと、もう誰も使わないけど。


この言葉、江戸弁だと
「弁舌の立つお調子者。いい加減なお世辞。調子の良い言葉」
の意味だそうです。

でも作者はなぜこの言葉をタイトルに付けたんだろう???
全く合わない感じがするんだけど。

この本の作者は高知生まれ、名古屋育ちだそうで
江戸弁って生活と共にないから理解しづらいだろうし
使いにくいんだろうな〜って思った。
言葉が身についてないせいか文章が江戸の雰囲気を感じさせないの。

私の育った足利は、ほぼ群馬弁で、江戸弁の名残りがある土地だから
江戸弁の使い方が、わかるところがあるんだよね。

例えばほんの一例ですが・・・

ぶんまわす・ぶっ殺す・おっぽり出す
無い→ねぇー
まっすぐ→まっつぐ
入ってる→へぇってる


そういう意味では下町育ちの宮部みゆきさんの
時代小説に書かれていた江戸弁は
ものすごく生き生きしてます!

私の死んだおじいちゃんが使っていたような言葉を
うまく文章に取り入れてて。
生きた江戸弁という感じがする。
(でも「ちょちょら」は、ほとんど江戸城が舞台となっていて
武士の話だから、下町の江戸弁とはそもそも違うか)


「ちょちょら」のストーリーは平坦でちょっぴり退屈だったので
途中から主人公の新之助をボーイズラブ系の可愛い僕に置き換え
サドっぽい先輩武士の岩崎をクールなオレ様に置き換え
マンガ絵を想像して読んでみました〜。
ちょっと若い女性が好んで描きそうなキャラクターだなという事もあって。

実はこの作者の本『しゃばけ』を読んだことがあるんだけど
それも私はダメだった。
とても人気のある本なのに、なんで面白くないのか
自分でもわかりません (;´∧`;)

キャラ達に、マンガっぽさがあるせいかなぁ。。。

でも武士のお仕事や、江戸の生活などがわかって良かったと思いました。

藩にとって必要な情報を引き出すためのお金をケチって
かえって莫大な費用が必要になってしまうハメになる事など…
必要な部分を「仕分け」してしまう今の政治と変わらないところあるなぁ〜
と思いましたね。






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『夜明けの街で』  東野 圭吾

内容紹介
幸福な家庭で起きた殺人事件。
まもなく時効を迎える。
僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた――。




テレビに出てた中国人エリート女子高校生が
この本を読んでます!(日本語のままで)
って映ったときに私もこの本を読んでた!
これって不倫の話なんですね〜。

ダメよ〜!まだ高校生の中国人がこんなの読んじゃあ〜(笑)
なんか「日本という国がどう思われるのだろう?」
と思いながら、読んでしまった(笑)

不倫の話だけで、面白かったから変なミステリーはいらなかったかも。
なんか無理やりで(私には)納得の行かない謎だったし。

それよりも主人公の心の動きがリアルで面白かった。
なんか日本人男性の代表って感じ〜!
奥さんが一番怖かった(笑)

映画はなんで岸谷五朗?
おじさん過ぎる〜!
好みのタイプじゃないから、ちょっと嫌(岸谷さんのファンの方ごめんなさい!)
深キョンは可愛くて好きだけど
天真爛漫なおバカ以外の役が出来るのでしょうか?(これまたすみません)

まぁ、本はなかなか面白かったです!
横浜が舞台になってるのも、ロマンチックな雰囲気でグッドでした





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『九月が永遠に続けば』 沼田まほかる


内容紹介
高校生の一人息子の失踪にはじまり、佐知子の周囲で次々と不幸が起こる。
愛人の事故死、別れた夫・雄一郎の娘の自殺。
息子の行方を必死に探すうちに見え隠れしてきた
雄一郎とその後妻の忌まわしい過去が、佐知子の恐怖を増幅する。




この前 何冊か読んで「まほかるさんは、もういいや」
と思ってたんだけど、もうすでに図書館で予約しておいたのが来たので
とりあえず読んでみました。

う〜ん・・・まほかるさんって・・・・どうなんですかね〜?(;^〜^A
ちょっとしたブームに便乗してこのデビュー本も
ついでに売ろうという策略は。。。
読んでいてちょっと気分が悪くなる本だったけど。


それにしても登場人物の1人の男性キャラは
全く同じ人をモデルにして描いてるとしか思えない。
「彼女がその名を知らない鳥たち」に出て来た大阪弁の男「陣治」と
この本の「服部」って全く同じ人なんだもん!
「あっ!ここにも陣治がいた!」って感じ。

まほかるさんはよっぽど生理的にこの人の事がお嫌いなようです。
このリアルな生理的感覚の描写は
やっぱり実在の特定のモデルさんがいるとしか思えません (´〜`υ)

息子が失踪した理由が「はっ?」という感じだったので
ラストまでそれで引っ張って欲しくなかったぁ〜!

でも文章は上手だと思いました。






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