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zoom RSS 「ジェノサイド」高野和明・著  ちょっと残念・・・

<<   作成日時 : 2011/10/12 09:10   >>

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導入部でアメリカ政府関係者の登場人物が多くて
「このあと、本当にストーリーに関係してくる人達なのかな?」
と思うと、名前や役職を覚えにくくかったるいので
読むのどうしようかな〜と思って
アマゾンの感想を読んでみました。
そうしたら、「日教組的歴史観」「自虐史観」「偏向」「反日表現」「左翼寄り」
など、気になる言葉がズラズラ〜っと。

え〜・・・そういう内容なら、読むのは嫌だなぁ
嫌な気持ちになるだけだもんなぁ・・・
と思って途中でやめてしまったんだけど
気持ちが少し元気な時に続きを読み始めました。
(体や気持ちが弱ってる時には読めないので・・・)



内容は・・・

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。
それがすべての発端だった。
創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、
その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。
ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。
同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは
難病に冒された息子の治療費を稼ぐため
ある極秘の依頼を引き受けた。
暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。
事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。
イエーガーは暗殺チームの一員となり
戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。




確かにところどころ作者の偏った考え方で描かれてましたね。。。

でもまぁ、想像してたよりはひどくはなかったから
とにかくそこいらへんは読み飛ばしたんですが。


あととにかくこの作者さんは精神的に未熟だな・・・と感じました。
私には青臭い正義感がものすご〜く鼻についてしまうのです。
それも一方方向からしか物事を見ていない正義感。

ネオコンの描き方などはかなり表面的なんですよね。
アメリカ陰謀説みたいな単純さです。
成熟した大人が書いてるとは思えない表現でした。

だいたいアメリカ人の内面を日本人が描くのは無理があるんじゃないかな?

傭兵のイエーガーやルーベンスなど
こんなに情緒的なアメリカ人がいるのかな?
ってちょっと疑問。


戦争で私腹を肥やした副大統領が「それにしても」と考えた内容が・・・
「軍産複合体の中枢に身を置いていると、支配の論理があまりにも
単純なことに驚かされる。
恐怖だ。戦争で儲けたい政策決定者は
他国の脅威を誇張して国民に喧伝するだけでよい」

って、そんな誰でも知ってる当たり前の事を「どうだ!」
と言わんばかりに書かれても・・・。
小学生が汚い大人を責める時に口から出て来たみたいなセリフなら
わかるけどねぇ┐('ヮ`;)┌
表現方法が幼稚なんですよ。


あと最悪なのは日本人傭兵の存在でした。
なぜこんな性格の日本人にしたのでしょうか?
意味わからん! (´〜`υ)

ちょっと前までアメリカ映画で描かれてきた
残虐で信用できない悪役日本人のようです。
せっかくそういう差別的表現が、最近なくなって来たというのに・・・
日本人自身が蒸し返してどうする(笑)

この話にわざわざ日本人傭兵を出して来る必要もなかったのでは?
この人がいたからって別に面白くもなんともないし。
変な意図を感じてしまいます。



とは言え、そういうのを気にしさえしなければ面白い話でした


最後のほうブッシュをモデルにしたバカ大統領をやりこめてやったし(笑)
ハッピーエンドで、ラストのほのぼの感も良かったと思います。

つくづくエンターテインメントに徹してれば良かったのに・・・
って思っちゃいました。
ちょっと残念な作品でした(´ρ`)








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