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zoom RSS 奥田英朗・作品 3冊ほど読みました☆

<<   作成日時 : 2011/09/26 21:01   >>

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「東京物語」 

1978年4月。18歳の久雄は、
エリック・クラプトンもトム・ウェイツも素通りする退屈な町を飛び出し、上京する。
キャンディーズ解散、ジョン・レノン殺害
幻の名古屋オリンピック、ベルリンの壁崩壊…。
バブル景気に向かう時代の波にもまれ
戸惑いながらも少しずつ大人になっていく久雄。
80年代の東京を舞台に、誰もが通り過ぎてきた「あの頃」を
鮮やかに描きだすまぶしい青春グラフィティ。



1978年〜89年までが描かれていて、ちょっと懐かしい感じの小説でした。
若い人は読んでもわからないでしょうね〜(笑)

キャンディーズの解散したのは私が小学6年生になった年。
すごい騒ぎでした。
当時『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』
というバラエティにキャンディーズはレギュラー出演してたんだけど

引退後、キャンディーズの出てない番組なんて!
と、悲しく思っていた。
同級生の男子がそのうち
キャンディーズの妹分のアイドルグループ『トライアングル』が
「好きになって来ちゃった・・・」と言ってた時は
「この裏切り者〜〜〜!」
ってがっかりだった(笑)


ジョン・レノンが殺害された時は中学2年生。
若くてちょっとイケメンだけど、情熱的過ぎてバカっぽい数学教師が
朝教室に入ってきたとたん頭を激しく振り回して
「うわぁ〜〜〜ジョンが死んだ〜!
ショックだよ〜!俺もう授業やる気ね〜よ〜」

と教壇に座り込んでしまった。

生徒たちはその激しい嘆きの様子をぽか〜んと見て
「イヒヒ、授業やんな、やんな」
とニヤついてるだけだったけど。

私はその時ジョン・レノンをよく知らなかったので
「う〜む、プレスリーが死んだ時みたいに衝撃的な事なんだなぁ〜」
と、思った。(プレスリーもよく知らなかったけど)


ベルリンの壁崩壊の頃は結婚して働いてた。
バブルだったけど、お給料が安くて(月13万・ボーナス無し)
今よりずっと物価が高かったので暮らしはきつかった・・・。
でもなんの能力もない私でも働き口があったんだから
やっぱりバブル景気もいいところだったんですなぁ〜 ┐(´ー`)┌


その頃の思い出というか、みんな共通の体験があるんですね。


この本はバブル絶頂期で終わってるので
バブル崩壊後の久雄がどうなったのか、ちょっと気になる作品ですね。









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「ララピポ」



お〜、なんちゅう救いようのない人達の話なんだ。

内容の説明が・・・

対人恐怖症のフリーライター、杉山博(32歳)。
NO!と言えないカラオケBOX店員、青柳光一(26歳)。
AV・風俗専門のスカウトマン、栗野健治(23歳)。
文芸コンプレックスの官能小説家、西郷寺敬次郎(52歳)。
専業主婦にして一応AV女優、佐藤良枝(43歳)。
デブ専裏DVD女優のテープリライター、玉木小百合(28歳)。
選りすぐりの負け犬たち、ここに集合。
最新爆笑小説。


・・・と、あり・・・
はっ!?爆笑???
これのどこが笑えるの?
笑える人の気が知れない。
私は底辺で生きる人達の話って気が滅入るんだよね。
せつな過ぎて、つらいよ。

んーでも私が1番面白かったのは最終話の第6話。

デブの小百合さんが、男達よりも1枚うわてだったところが好き。

思うに、作者の奥田さんは案外、女性に優しいところあるなぁ。
「ガール」の時もそうだったけど。
なんか1番生きていけそうな感じがするもん・・・女の人が。

男の人達はこの先がなんか心配で。
死ねないから生きてるって程度に生きてる感じなんだもん。
あんまりいい事、なさそうだなぁ。

これ、映画になったのね・・・。
たぶんこの本と映画は全く違ったものになってるんだろうなぁ。
これをコメディーに出来るっていうのがすごい。
エロ場面はどうなってるんだろう。全編エロエロでしたよ〜。
成宮君はカワイイから、いいね。

森三中の村上さんよりも、渡辺直美ちゃんのほうが合ってる感じ。
直美ちゃんセフレがいっぱいて、エロイしW






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「家日和」







短編が6本収録されてて最初の3本が特に良かった。

ネットオークションに、はまる専業主婦を描いた「サニーデイ」。
会社が倒産して家事に目覚めた夫を描いた「ここが青山」。
妻に出て行かれて、部屋を男の隠れ家に模様替えする「家においでよ」。


どれもこれも、ほんわかとしたハートウォーミングな作品で
暗い気持ちにもならず、気持ち悪さもなく、安心して読めました。


しかし、「ガール」の時も思ったけど
奥田さんて、とにかく女性を描くのが
ほんとーーーーーーーーーーーにうまい
なんでこんなにうまいのか!?
ホントは女性なの!?
って気がする〜。
でもホントに女性だったら、「ララピポ」の性描写は書けないよな〜。

ここまで女性を描ける男性作家さんて、他にいたかなぁ。
思い出せない。

これ6本とも短編にしておくのが惜しいぐらい。
続きをもっと書いて長編にしても良かったかも。

でも長編にしちゃうと「だからなんなの?」
って、なっちゃうかなぁ。(『東京物語』が少しそんな感じだった


「ちょっと物足りないなぁ〜もっと続きが読みたいなぁ」
って思ってるぐらいでいいのかもね。








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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ルナっち

奥田英朗って伊良部先生の書いた人だよね?俺、結構好き。面白くてリズムが良くて。何て言うか、人生に対して諦観みたいのがあるのを認識しつつ、でもやっぱり人生楽しんじゃってる感じがするというか。

キャンディーズって記憶にないんだよね〜、若いから(笑)ピンク・レディーはドリフとかに良く出てたので覚えてる。キャンディーズで芸能活動を続けた二人は年齢を重ねてもとても魅力的だ(った)よね。格好良く年取りたいなって思う。
りょう
2011/09/28 11:22
■りょうっち

そうそう!「空中ブランコ」の奥田さんよ〜
面白いよね〜
びっくりするほど
女の人の気持ちを描くのが上手いの〜。

おお〜キャンデーズを知らないとな?
若ぶっちゃってさ!(笑)

でもピンクレディーとキャンディーズは
かぶってる時期があったような・・・。

キャンディーズもドリフにはよく出てたよ!
ピンクレディーも50を過ぎてあのスタイルは
立派だと思うわ
ちょっと痩せすぎかな〜って思うけど。
私も太らないように頑張らないとなー。
すぐに太るからね
ルナ☆
2011/09/29 21:13

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