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zoom RSS 『砂の王国』『蜜姫村』『悪の教典』読みました

<<   作成日時 : 2011/04/18 17:58   >>

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砂の王国 (上下) 荻原浩 著

内容紹介
大手証券会社勤務からホームレスに転落した男。
段ボールハウスの設置場所を求めて辿りついた公園で出会ったのは、
怪しい辻占い師と、若い美形のホームレス。
世間の端に追いやられた3人が手を組み、究極の逆襲が始まる…。


新興宗教ビジネスの話でした。
篠田節子さんの『仮想儀礼』からアイディアをもらったのかなぁ?
と思うぐらい似たような路線の話でした。
なんでまたこんなに似たような話をわざわざ書くのか…
ちょっと疑問です

篠田節子さんの『ロズウェルなんか知らない』という作品が
荻原さんの『オロロ畑でつかまえて』と似たような話らしいんだよね。
もしかしてアイディアを盗まれた仕返しに『砂の王国』を書いたのかなぁ?
ってちょっと思っちゃった(;´▽`A``

私は篠田さんの『仮想儀礼』と『ロズウェルなんか知らない』を読んでいて
すごく面白かったので、篠田作品びいきなんだけど
『砂の王国』も面白かった。

でも『仮想儀礼』を先に読んじゃってるから
想像を遥かに超える作品にはなってませんでしたね。
話の途中で終わっちゃった…って感じだったし。
もしこの続きがまだあるのなら、篠田さんを上回るかもしれないけど
私はやっぱり篠田さんのほうが好きだなぁ…
って思いました。



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 蜜姫村 乾ルカ 著


内容紹介
変種のアリを追って、東北の山村に迷い込んだ
東京の大学の講師で昆虫学者の山上一郎は
瀧埜上村の仮巣地区の人々に助けられ、命をとりとめた。
翌年、山上は医師でもある妻の和子を説得し、
一年間のフィールドワークのために、再び仮巣地区を訪れた。
この村には医師がいなかったため和子にとっても
それはやりがいのある仕事に思えたのだった。
優しくて、親切な村の人々。
だが、何日かその村で生活していくうちに、和子は違和感を覚える。
―みんな健康的過ぎる…医師もいないのに…。



すっごく面白そう
って思ったんだけどね・・・ (´〜`υ)

あと、読売新聞の書評に私もだまされました。
(私も…というのは、他にもそういう方がいらしたからです(笑))

こういうお話は力量を問われてしまうから、難しいですね〜( ̄。 ̄;)





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 悪の教典 貴志 祐介 著

内容紹介
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、
その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー



どうもこの作品は、悪い評価をする人が多いようですが…
私は面白くて一気に読みました。
内容が内容なだけに「面白い」なんて言うと、人間性を疑われそうだけど…。(;´▽`A``

サイコパスについての貴志さんのインタビューで語っていた見解に同意です。

『逆説的な話になりますが、彼らは能力は高いですし
局面によってはめざましく役に立つことがあるかもしれないんです。
戦争ばかりしているような時代であれば、彼らのような感性のほうが、
情実抜きで将棋でもさしているかのように
パワーの衝突だけを冷静に分析して行動できるはずです。
逆に、見込みのない戦争を回避させることも
できるかもしれないわけです。それが自分にとって最良だと思えば。
だからといって、彼らが世界に必要不可欠な存在であるとか
神の摂理であるとか言うつもりはさらさらないんですけどね』



他人の感情を理解しない人間は戦争の時代だったら、活躍しそうです。
そういう意味で織田信長とかもサイコパス的な要素を持っていたのかもしれないですね。
人を殺してもなんとも思わない冷酷さ…みたいなものって。


人間は自分と似たような感情を相手も持つと自然と想像してしまうけど
(喜怒哀楽を)
それは幻想で、他者への共感能力を持たない人間は確実に存在しているようです。
サイコパスって、絶対に身近にいて欲しくない人間…というのは確かですね。





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