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zoom RSS 『風の條(すじみち)』 (花村萬月)

<<   作成日時 : 2011/03/02 22:21   >>

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『王国記』シリーズの9冊目でこれで第1部が完結したそうです。
芥川賞を受賞したシリーズ第1作目の「ゲルマニウムの夜」から12年です。

今回の巻は第1部の完結という事もあってか、
まとめに入ってる巻という気がしました。
前作の「神の名前」までは勢いがあって面白かったんだけど。

まぁ、前作を読んでから、もう何年も経ってて
間が空いてしまったから、そう思ってしまうのかもしれませんが。


「ゲルマニウムの夜」から作者は
「描きたかったのは宗教心。
おれは既成の宗教はいっさい信じないけど
自分が超越した存在の一部であるという感覚
自分以外の何ものかを信じる心をつきつめてみたかった」


とおっしゃっています。






この作品を通して読むと「信じる心」について考えてしまう。


信じる心がすべてにまさり
信じる心がすべてを凌駕する。

そうだろうな。
それはよくわかる。
信じる心さえあれば、何も怖くない。
信じる心さえあれば、人は幸せに生きていける。


主人公『朧(ろう)』にとっては親殺しが信仰の対象だった。


何を信じるかは、人それぞれ。


私の場合はね、チャビが信仰の対象なんです。
教祖様が自分のダンナなんだから、すごく幸せだな…って思う。
チャビが死ねって言うのなら、死ねるんですよ。
まぁ、理由もなく死ねなんて言うわけがないとわかってるから、そう言えるんだけど(笑)
人にとって、信仰って幸せな事です。


第2部からは、朧と教子の間に生まれた愛されない子供
次郎の物語から始まるらしいです。

第2部は太郎が超能力を発揮してバリバリ活躍する話だといいのになぁ。
って、そんなエンターテインメントになってしまってはダメか(笑)

それにしても第1部のように暴力とセックスを描くのは
花村さんも年齢的にキツいんじゃないかと思うんだよね。
(すみません、余計なお世話ですね (;´▽`A``


う〜ん、果たしてこの物語が完結する日が来るのかなぁ。
この9作目は私にはイマイチな感じでしたが
シリーズ自体はとても面白いので、これからも見守って行きたいと思います







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