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zoom RSS 『三国志』にとうとう手を出してしまいました(笑)

<<   作成日時 : 2010/12/14 16:11   >>

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吉川英治の『三国志』を読み始めました〜
「項羽と劉邦っていつ出て来んだ?」
とまるっきり見当違いの事を思ってたぐらい(笑)
話を全く知らなかったけど・・・
「おお〜こういう話だったんだ〜!」

キャラクターの設定が素晴らしい!ストーリーが素晴らしい!
元は1800年ぐらい前の古典だそうだけど、
そんな大昔にこんな話を作れるなんてすごい!すご過ぎる!
現代のエンターテインメントの祖って感じ〜

これは漫画やアニメにするのに 実にもってこいのキャラとストーリーですね!
読んでると、キャラクターがしっかりと頭に浮かんでくるもん。
三国志があっちこっちでアニメやゲームになるのもわかるなぁ。


「え、三国志、読むことにしたんだ?面白いの?
三国志のアニメっていっぱいあるんだよね。
なんか登場人物が全部女の子の三国志もあるんだよ」

とチャビが教えてくれた。
チャビ自身は三国志アレルギーで
名前がいっぱい出て来るのが嫌でアニメも見てないって。
「最近は三国志ってタイトルにもついてないんだよね。
どんなアニメが始まったんだろうって思って見ると
なんだ三国志かよ・・・!(;´д`)ガクッ って事が多いんだよ」


でも
「あ、そういえば俺、ずっと前に、三国志の仕事してたわ!」
って、なんかすっかり忘れてるし (´〜`υ)
「え〜チャビちゃんに三国志関係の仕事なんて出来るの〜!?
こんなに誰が誰だか全くわかってない人なのに〜?(←自分のほうがもっと知らなかったが)」

いろいろネットで調べながらやったらしい。
(細かい仕事の内容は書くと仕事先がわかっちゃうので、内緒です)



さて本の話に戻ると・・・
吉川英治の書き方が上手いんです。リズム感のある文章で。
解釈や創意を加え、会話なんかも作ったそう。

昭和14年〜18年(戦中)に書かれたんだけど
古臭さを感じない!
話の進み方が早くて、どんどん読めますね。


まだまだ読んでる途中なんだけど
若い頃の曹操の酷薄さを示す有名なエピソードで
「おお〜これかっ!」と思いました。


暗殺に失敗し、追われる立場となった曹操が父の友人 呂伯奢を頼って訪ねて行く。
呂伯奢がもてなそうと、酒を買いに行ってる間
刀を研ぐ物音や会話が聞こえてきて
自分を捕らえようとしていると思った曹操は呂伯奢一家を惨殺。
だが実は曹操を歓待するための猪を屠って、料理しようとしていただけだった。

曹操が逃げる途中、酒や果物を手に入れた呂伯奢と会い
ごまかしてその場を立ち去るが、引き返して呂伯奢を刺し殺す。

一緒に逃げてきた陳宮に「なんであんな善人を殺したのか?」
と責められると
「自分の妻子や雇人が、皆殺しになったのを知ればいくら善人でも我々を恨むだろう」
としれっと言う。

その後も「呂伯奢が持ってた酒と果物を奪ってくればよかった」
と発言し、ついに陳宮に愛想をつかせれる。



・・・・というエピソードです。
フムフム。
やっぱり後の禍根を残さないようにする皆殺しは中国の常識なのね〜

その話をチャビにしてやったら
「なんだそれ、曹操ってそれで頭いいん?」と(笑)

「ホントとんだ勘違いヤローだよね!
そのあとも自分の父親一家を殺した人も勘違いして劉備を憎んでたし」

原書では曹操ってかなりの悪役らしいけど
吉川英治は曹操にも理解を示す書き方をしてるらしい。


それにしても劉備は、いい人だなぁ
なんかこのお人好し加減は、日本人的。
バカかと思うほどのいい人で、この乱世の中国でよく生き延びていけるよ〜。

あと有名なエピソードは、劉備が猟師の家に泊まった話ですね。
何も出す食べ物がない猟師が、奥さんを殺して肉を煮て劉備に食べさせる話。

これをチャビに話したら「なんだ、それ〜?なんで奥さん殺すの?」
ってものすご〜く嫌そうだった。(←愛妻家なので )

この話は原書では非常な美挙として扱われているそう。
劉備が戦いにやぶれ、飢えて逃げてる途中だったから
何か食べさせたいと思ったんだろうけどね〜。

「自分の一番大切なモノを捧げる生贄のような感覚なんだろうけどさ
でも本当に心底もてなしたいんだったら
奥さんじゃなくて自分を食べてもらえば良かったのにね!!」


「まあ、自分を殺してしまったら一家が路頭に迷うし
母親を差し出したら外道になってしまうしで
奥さんが一番弊害がないんだろうけど…、なんだかねぇ┐('〜`;)┌」


奥さんは自分の所有物だから、殺しても罪じゃないってとこが嫌だな。
自分以外の命を捧げて褒められるのってのも、なんだかなぁ〜(-。-;)
って思うよ。
男の人中心の話だから、誰もなんの疑問もわかないんだろうけどね



という事でまだまだ先は長いけど、読み続けま〜す






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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ルナさん
 ルナっち
  ルナぴょん

ついに行きましたか?!でしょ?面白いでしょ?

時代とか文化が違うと、人間って色んなことするよね。日本も昔は親兄弟で殺しあったりとか、今では想像もできないことをしてるもんね。

ところでルナっちは本読むの早いねぇ。俺はすごく遅い。だから何、という事はないけど、本を読むのが早い人に、何となく憧れちゃうなぁ。

そうそう、三国志に出てくるあの人の字は、僕の名前と一緒。漢字も一緒だよ。

三国志を読み終わったら、僕の好きな他の歴史小説家を紹介しまっせ。ご希望であれば言って下され。
りょう
2010/12/15 12:40
■りょうちん

なんか興奮してるね
そう、ついに行きましたよ。
だって激しく薦められたから〜(笑)

あ〜…
今でも日本では親兄弟の殺し合いはしてますよ(笑)
想像できない事は確かにしてるかもね〜
現代よりも死ぬ事がなんでもない当たり前の事だったんだろうしね。

私は本読むの、ものすごく遅いんですよ〜
速い人って異常に速いよね。
なんでそれで頭に入るの!?って思う!
たくさん読めて羨ましいよね。

それにしても中学生でこれを読んだ事のほうが驚きだよ!
たぶんわからない言葉が多かったんじゃないかなぁ?
注釈があるけど
なんかもうそれ日本語になってるからいちいち注釈する
必要もないだろう〜〜〜!
っていう言葉が注釈されてて
意味がわかんない中国系の言葉の説明がなかったりするのね。
めんどくさいから注釈はもう読まないんだ。

それにしても心配した通り、出て来る名前の多いこと多いこと…。
もういちいち雑魚の名前書かんでええ〜!(`Д´;)
って少し切れちゃうよ!

あの人の字って、あの人は内緒なんかなぁ(笑)
まだあの人は出てきてないのよね。

りょうちんは歴史小説がそもそも好きなんだね?
次はまた中国が舞台の浅田次郎の「蒼穹の昴」
の続きでも読もうかな〜
って思ってるんだけどね。
歴史小説家って日本人なのかな?
ルナ☆
2010/12/15 14:27
ルナっち

今読むと、昔とは違う風に読むんだろうね。でも、今は手元にないから読めないし(汗)

人名、どこかにリストになってなかった?そこにない人は、基本的に通りすがりだと思うなぁ。

あの人の名前、出てきたら分かると思うよ。ニックネーム、そのままだから(笑)

歴史小説を読み始めたのは、ここ4〜5年位かな。それまではそれこそ村上春樹とか、普通の?文学小説。きっかけは忘れたんだけど、あ、俺って日本の事知らないなぁって思ったんだよね。それまでは海外志向だったから(言い訳・・)、たとえば武田信玄っていつの人で何した人?ってよく知らなかったんだよね。あと、神社って何?とか。今思うと、とっても恥ずかしいけど。
んで、手に取ったのが逆説の日本史。そこに昨日書いた小説家が何度か出てきて、気になって読んでみたんだよね。それからはまって、その人の本ばかり買い集めて読んだんだよ。
りょう
2010/12/16 12:46
■りょうさま

あの人が一応出てきて活躍するところまで読んだよ〜。
今まで作戦らしい作戦のない戦いばっかりだったけど
やっと面白くなった感じ

人名リストなかったね〜。
吉川英治歴史時代文庫と講談社文庫があって
講談社文庫は注釈も載ってないの。
で、今は講談社文庫を読んでるけど。
図書館の本だから途中から違う文庫借りて。

私はあんまり歴史が好きじゃないんだよね。
面白く書いてある本ならいいけど。
武田信玄もそんなによく知らないな〜(笑)

逆説の日本史は途中まで読んだけど…
宗教のことを書いてある巻はすごく面白かったなぁ!

小説家って誰が出てきたっけ?
私の好きな高橋克彦が出てきた時は、なんかうれしかったけど。
「へ〜高橋さんと井沢さんってそんなに仲良しだったんだ〜!」
って。
あ、でも逆説…に書いてあったんじゃないかな?
他の本かな?

ところでその小説家って誰?
ルナ☆
2010/12/17 13:09
ルナさん

歴史の本、研究本みたいのは読めないけど、人物に対するその人の解釈の入った歴史小説は面白いよ。人間味が出ていて、躍動感のあるようなものね。

大分前に映画になった、天と地と、という小説を書いた人だよ。天と地と、はもちろん面白かったし、この人は西郷隆盛が大好きで、幕末の本もとても面白い。数年前は結構廃刊になってるのが多くて、古本屋で探したりだったんだけど、最近、再発行されているので(もっと早く再発行しろよな!)手に入りやすいと思うよ。平将門も面白かったよ。
りょう
2010/12/18 22:17
■りょうちん

海音寺潮五郎だね〜。
読んだ事はないけど、有名だよね。

廃刊が多いんだ?
この頃本がなくなるのって多いみたいね。
私は図書館で借りて読むから、あんまり気にしてなかったけど。
今度、読める時が来たら読んでみよう〜っと
ルナ☆
2010/12/19 14:14

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