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zoom RSS 『ダブル・ファンタジー』  村山由佳 著

<<   作成日時 : 2009/07/24 15:12   >>

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面白かったです〜
村山さんの本って直木賞受賞作の『星々の舟』とエッセイしか読んだ事なくて
優等生っぽいイメージしかなかったけど、この本で『黒ムラヤマ』を出したと
新聞に書いてあったので、ちょっと興味を持ちました。

この本は『官能小説』(?)と言われたりもするみたいだけど
別にそれほど官能的な内容だとは思えなかったな。
最初からやる気満々だと、イマイチなの・・・(;´▽`A``
なんていうか、思いがけずふいに訪れるのが『官能』だと思うので。
だから私にとってこれは『官能小説』ではないですね〜。

『これほどドロドロの肉欲を描きながらあくまで透明感を失わない筆致は
作家自身の大きな脱皮を感じさせる』

という新聞記者(男性)の文章だったけど
ん〜・・・ドロドロね〜???
爽やか系の人が書くからドロドロって思えるのかなぁ。
極めて普通だと思うけどね〜。


それにしても出てくる男性が、全員好みじゃなかったのが残念だなぁ(笑)
やっぱり自分の好きなタイプじゃないと性描写って
気持ち悪く感じちゃうんだよね。
なんか鳥肌が立つというか。

あ〜あ、1人ぐらいは好みの人が出て来てくれれば嬉しかったのに!
(ちなみに私の好みのタイプは漫画『ギャラリーフェイク』の藤田か
『ブラック・ジャック』です。
2人ともちょっと似た傾向ですよね〜(笑))


でも女性の性的感覚は、とてもリアルに書けていてグッドでしたよ!
これは男性作家には、絶対に書けな〜い。
たとえば性愛を書くのが得意と言われている渡辺淳一の女性でさえ
『こんな女、いるか〜ぃ!』
って、なんか読んでてイライラして来るけど、村山さんの女性の感覚は
とっても『わかる、わかる〜』って感じで。

でも一番面白かったというか
グググッと引き込まれて集中しちゃったのは、ダンナとのやり取りの場面。
ダンナからの支配、管理から抜け出す時は、手に汗を握ってたから
本のページがベコベコしてしまった(笑)
すごく緊張しちゃいました。

実際のダンナさんとのやり取りが下敷きとなってるのだろうか。
村山さん、2007年に離婚されて、1人で東京に出てきちゃったみたいだし。
なんかやたらと本当っぽい。
実際のダンナさんが、こんな感じの人だったとしたら
こんなダンナ、本当に嫌だなぁ。
性格が嫌
虫唾が走る


それに性的に淡白なところが嫌!(体質だから、仕方ないけど・・・)
自分のダンナさんには、いつでも自分以上に性欲があって欲しいもんでしょ!?
そうでしょ!?そこの奥さん!!

このダンナの『いい人』の部分がほとんど書かれてないから
友達からダンナの悪いところを聞かされてる時と同じで
主人公と一緒に腹が立って、同情してしまう。
「なんで、そんなヤツに対して、ずっと我慢してるの!?
もう〜早く別れろ〜!!」
ってね。

でもこう書かれたリアル世界のダンナ様はショックでしょうね〜。
この本に書かれてる感じでは、とても無自覚な人だから・・・。
↑・・・とすっかり本当にあった話だと、思い込む私(笑)


私はかなり面白かったので、これからの村山由佳・作品も期待してます


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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
村山由佳さん大好きです。(ルックスも含め)

特に『翼 cry for the moon (集英社)』最高です。
koo
2009/07/25 10:39
■kooさん

まぁ〜kooさん!守備範囲が広〜〜〜い
村山さんって恋愛物が得意な作家さんですよね〜?確か…。

これは、読みましたか
女性の感覚がかなりリアルだから
男性が読んでも面白いかもよ〜

村山さんって、綺麗な人ですよね〜

『翼 cry for the moon 』・・・
これも恋愛物なのかなぁ?
私、恋愛物はあんまり好きじゃないから
どうかなぁ〜
でも今度読んでみます〜
ルナ☆
2009/07/25 22:55
お久しぶりです。
訳あって、今年はまだ家のエアコンがつけられずに寝苦しい夏を過ごしているあきです(^-^;
ルナさんも読まれましたか!女性ならではの性描写が無理がなくて読みやすいですよね。男の人たちは私基準では皆ダメ男の匂いがしてしまいましたが…。村山さん離婚されたとは知りませんでした。事実を踏まえた作品かもしれませんね〜。

ちなみに今は1Q84を読んでます。本当に少しずつですが…こちらも読みごたえがあります。
あき
2009/07/26 00:01
■あきさん

久しぶり〜
あきさんの新しいブログが出来ないと
メッセージが送れなくて、ちょっと不便〜
エアコンがつけられないの?
それは辛い…。冷え性で28℃の部屋で快適に過ごせる私でも
夜にエアコンなしでは眠れないよ〜。

あきさんが読んだから、これ読もうと思ったんだよね
いやぁ〜男性陣は、あきさんが言う通り(笑)
頭がズキズキするよね〜
はぁ〜1人でも好みの人がいたらなぁ〜
もっとグッと来たのに…(笑)残念じゃ〜

村山さん、離婚されたみたいね〜。
鴨川で暮らしてる頃のエッセイにダンナさんの事は
あんまり書かれてなかったと思うんだけど
こんな感じのダンナさんだったら、嫌だね…
もしかして村山さんの作品にもイチイチ口出ししてたりして…。
そうだとしたら別れて正解だよ〜!!
これからの村山さんの作品にも期待しよう〜っと。
あきさんは『おいコー』とか読んでたのかな〜?
今度読んでみようかなぁ。

『1Q84』は、早いうちに予約入れたんだけどね〜。
まだまだ順番が回って来なさそうだよ〜(笑)
私は村上春樹、学生の頃から読んでて好きなんだ
楽しみだなぁ
(そんなに好きなら買って読め!って感じだよね…
ルナ☆
2009/07/27 16:18
エアコン問題が昨日ようやく解決しました!この南国でエアコンなしという無謀な生活も終わり、快適☆

村山さんの元ダンナさんは作品にでてきたようなタイプだったんですかね〜。どの人でも私なら無理かも…(-ω-;)
1Q84も現実逃避に読んでいたらどんどん進んで、読み終わりました!詳しくは新しいブログができたら書こうと思いますが、しばらくは余韻にひたれそうです。ルナさんにもオススメです!
あき
2009/07/29 23:10
■あきさん

エアコンなしで生活出来ないのは
東京も同じで〜す
室温30度以上の夜って、つ・つら〜い

あはは、確かにどの人でも無理かも〜
村山さんの元ダンナさんがああいう人だったら嫌だよね〜。
あのリアリティーのある会話って…
あれを想像で書けるのかなぁ〜。
だとしたらスゴイよね!

あきさん現実逃避に読書してるのね
村上春樹さんは、文章がいいよね〜。
なんか透明感があって。
どんなに年取っても少年っぽさがあるというか。
読むのが楽しみだなぁ
ルナ☆
2009/07/30 13:13
こんばんは〜!村山由佳さん、好きで〜す
色んな作家さんの本を沢山読まないあたしだけど、村山さんの本にはつい手が伸びてしまうの。
「天使の卵」を最初に読んだのがきっかけで、「おいしいコーヒーの入れ方(シリーズもの)」を連続して読んでるかな。でも文庫は1年に1冊しか出ないのでまだ完結しない〜〜〜。あと、「天使の梯子」とか「BAD KIDS」なんかを読んだかな。「ダブル・ファンタジー」もぜひ読んでみようと思います
小魔女
2009/08/05 22:12
■小魔女さん

小魔女さんは、村山由佳さんが好きなんだ〜
「おいコー」ファンって多いみたいだね!
私も今度読んでみようかなぁ。
でも若い女性向けの恋愛小説…なんでしょう?
私に読めるかしら
今、『翼 cry for the moon』 という作品を読んでるよ。

ダブルファンタジーは、今までの村山作品とは
毛色が違うようで、拒絶反応を示してる人が
多いみたい。
嫌だと思う人も多いとは思うけど
今までとは違った新しい読者層を獲得したんじゃないかなぁ。
「おいコー」や「天使の卵」を読んでいる小魔女さんにとっても
ちょっとショッキングな内容かもね〜。
ぜひぜひ一読してみてね
ルナ☆
2009/08/06 13:05

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