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zoom RSS 『後宮小説』   酒見賢一 ・著

<<   作成日時 : 2009/03/12 17:28   >>

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この本は1989年、第1回ファンタジーノベル大賞受賞作です。
新聞で紹介されていたせいか、20年も前の作品なのに
図書館の予約がたくさん入ってた〜。

舞台は『中国らしき国』。
史実に基づいて書かれた小説の形をとってるので
途中まで
「中国にこんな歴史があったなんて…う〜ん、知らなかった」
と思いながら、読んでしまいました。
「でも、なんか変…('_';)」
と疑いながら(笑)


中国が舞台の小説というと浅田次郎氏の『蒼穹の昴』
ついつい頭に浮かんできてしまい
主人公が女の子っていう事に最初は なかなか慣れなかったなぁ。


しかし・・・作者この時、25歳だったらしい。
すごい(≧w≦)25歳の若さでこんなに書けるんだ〜。


タイトルからしてもっと大奥みたいな感じなのかと思ってたけど
なんか全然違ってた。
内容的には、後宮の哲学的教育を受けてる話?
って事になるのかなぁ。全くそこまで至っていなかった。

でもさすがに年若いだけあって、女性の生態については
わからなかったんだろうなぁ〜
と、思うようなところもチラホラと。
そこはもう表面的にサラリと、かわし
主人公の女の子『銀河』をそっちの方面については
何も考えられない子供としてのみの扱いで描き
お茶をにごしていたようです。
(・・・と私には思えました)

エッチな場面は全くなしの健全な本です。
でもそれでいいんです。なんたってファンタジーノベルなんだから。
(妖精も妖怪も幽霊も出てこないけど)

それに大切なのはストーリーだし。
後宮という存在を1つの哲学にまで高めている作者の力量は、素晴らしいと思いました。
最後までとても面白く読みました


今回知ったのですが、作者は『墨攻』を書いた方らしい。
マンガになって、日中韓合作映画になったというのは知ってたけど
この人が書いてたとは知らなかった。
『墨攻』もちょっと読んでみたいなぁ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ルナさんは、ホント読書好きなんですね。尊敬します。

お話しの本は20年も前の作品なんて、早速ネットで調べちゃいました(^O^)。
図書館で人気なのは、やっぱり面白いってことなんですね。
青馬
2009/03/12 22:10
■青馬さん

本を読むのは『趣味』とか『好き』って言えるかな〜
料理とは違って

でも、テレビを見たりマンガを読んだりするのが好き
っていうのと同じレベルなんで
『尊敬』は、すっごく変ですけどね〜
私、むずかしい本は読めないし…
外国の小説もほとんど読まないし。
本当に本好きの人って、こんなもんじゃないですからね〜

この本、ネットで調べちゃいましたか〜(笑)
新刊だけじゃなくて、昔の本で面白いものを
紹介してくれる新聞記事があると、助かります。
まだまだ面白い本がたくさんあるんだろうなぁ〜
ルナ☆
2009/03/12 22:56
ここはオリジナル小説のカテゴリーです。読書感想は「読書」「本」でお願いします。
名無し
2009/03/13 17:50
■名無しさん

ブログを始めてから5年間、ずっと読んだ小説を
「小説」のカテゴリーにしてきました。
5年前には、今ほどオリジナル小説が無く、
小説の紹介から感想まで、小説に関わる事は
みなさんごく自然にこの設定にしていました。
実際に今現在でも、この「小説」カテゴリーには
本の感想を書かれてる方もたくさんいらっしゃいます。

そしてそれとは別に「オリジナル小説」というカテゴリーも存在します。
オリジナル小説を望んでいる方は、
こちらのカテゴリーを利用しているようです。

各カテゴリーの定義が明記されていない以上
こちらでは、判断しかねますので
出来ましたら、事務局にご相談下さい。
事務局で、どういった設定が望ましいかがアナウンスされましたら
それに準じてカテゴリー設定をしたいと思います。

よろしくお願いします。
ルナ☆
2009/03/13 20:29

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