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zoom RSS 『砂漠の船』を読みました。

<<   作成日時 : 2008/03/09 16:33   >>

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『砂漠の船』 篠田節子・著

篠田さんの本にしては珍しく(?)普通の現代小説でした。
途中からSFになるのか、ホラーになるのかはたまたミステリーか
・・・と、期待してたら拍子抜け。
あれれれ〜・・・そのまま普通に終わるんだ〜
って感じで。
変な世界に行く方向を期待しながら読んでいたので
ちょっぴりつまらなかったな。
でも社会派(?)の小説として読めば充分 面白かったです〜。
(1月に読んだ『コンタクトゾーン』は面白かった〜!)

主人公のごく普通のお父さん40歳。(あれれれ?私よりも年下になるのか( ̄。 ̄;) ?)
なんだか押し付けがましくて、身勝手な人だなぁ。
でもなんかホントにごく普通なんだよね。
どこでもお父さんって、こんなもんなんだろうね。たぶん。
(と、読み終わった直後はすごく普通の人のような気がしたけど
もしかしたら、全然普通じゃないのかもしれないな…
よその父親連中を全く知らないからなぁ〜なんか自信ないや…)

この性格の人を主人公にして、小説を書くなんてすごいなぁ。
だって普通なら作者自身の正義とかを書きたくなるし出ちゃうもんでしょ。
主人公 自分1人の自分勝手な論理なんて書きたくないよね。。。

それにしても、家族ってあっけなく解体しちゃうもんなんだなぁ。
自分では一生懸命、家族を作ってきたつもりなのに
娘と妻に嫌われたら、もう終わりだなんて・・・・。
家族が3人しかいないと、残り2人からそっぽを向かれたら それでおしまい…という…。
なんて、もろく はかない人生なんでしょうか。


私としては作品の中に出てくる『村』の中の差別の事が
とても興味深かった。
差別の問題には興味を持っているので。
(ちなみに私には差別するという感情がないのです。
だから実家の人間が差別的な事をよく口にしてた事が
とても嫌だったし、そういう感情を持ってる事自体よくわからない事なのでした)

『砂漠』とタイトルについてるだけあって、全体的に殺伐とした雰囲気の小説でしたね。

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