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<<   作成日時 : 2006/12/29 16:41   >>

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ちょっと前、朱川 湊人さんの「花まんま」を読んで
『とても心に残るなかなかいい話を書く人だなぁ
と思い、次から次へと
「さよならの空」「白い部屋で月の歌を」「かたみ歌」「赤々煉恋」
「水銀虫」「都市伝説セピア」「わくらば日記」
などを読みました。

みんなとても面白かったんですけど、
中でも一番良かった本は最初に読んだ直木賞受賞作の「花まんま」です。
短編が6編入ってて、70年代の大阪が舞台になっています。
子供らが主人公になっているんだけど、それがなんとも郷愁を誘うというか。
う〜ん、ノスタルジ〜〜〜(笑)。
初っ端に載ってる「トカビの夜」には、ホロリと来ましたねぇ。
その頃の韓国籍の方達に対する差別を
子供同士の世界の中で描いているんだけど・・・。
切な〜い


そして、「白い部屋で月の歌を」と「さよならの空」以外は
とても面白く読めました。(失礼)
だって、時代設定が昭和の方がお話が生き生きしてるんだもん。
(「白い部屋で月の歌を」は現代。「さよならの空」は近未来)

・・・やっぱり私と同じような年代なので
子供の頃に昭和の匂いが染み付いてるからかなぁ(笑)
あの頃の感じが懐かしいと感じる年代にとっては
たまんない雰囲気があるんだよねぇ。

「都市伝説セピア」に収録されていたダークでエロチックな雰囲気も好きでしたね〜。
グロいところまで行かずに綺麗にまとめてあるのが
う〜ん、作者の心優しい部分の表れなんでしょうかね
朱川さん・・・実生活でも、とってもいい人なんだろうなぁ

ところで短編がとても上手で面白いんだけど
これだけのアイディアを出しながら書くのって大変だろうなぁ。
ネタがなくなっちゃわないのかな
余計なお世話ながら、ちょっと心配・・・


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それから、DVDで「さゆり」を観た後、原作を読みました。
これは映画を先に観て、失敗でしたねぇ〜。
普段、映像と原作では、なるべく原作から読むんだけど
これは映画を観てから、本があるって気がついたの。
映画では腑に落ちなかったいろんな場面が本を読んでやっと納得
やっぱり映画だと、イマイチわからない部分が出てきちゃうのね。
そりゃ、2、3時間で話をまとめてあるんだから、
まるでダイジェストみたいになっちゃうのは仕方ない事なんだけどね

しかし・・・これってアメリカ人男性が、京都の花柳界を描いてるわけで・・・
それも女性からの視点ですごい
これ書くのに10年かかってるわけだ
私なんて芸鼓の世界なんて、ほとんど知らないから
この本で祇園の置屋の事情を初めて知ったという・・・(笑)。


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松本清張の「砂の器」を読んでる途中でネットを見てたら
仲居君が「砂の器」の主人公をしてた事を知り・・・
「あ〜そう言えば、仲居君がピアニストをしてたっけ・・・
っていう事は犯人は音楽家じゃん


見るんじゃなかった・・・

ま〜最後のほうだったから、それほど精神的ダメージはなかったけど。
読んでる途中で余計な情報を仕入れてはいけないね。
しかし・・・「砂の器」
松本清張先生だから、もっと重厚な名作なのかと
思ってたんだけど、割とご都合主義の上に
なんだかなぁ〜と思える部分があってちょっと拍子抜け
日本が100人の村だったら、そういう偶然が重なり合ってもいいけどね

それから、私はまたてっきり北陸の寒村を寂しく放浪する親子の姿が
感動的に描かれているのかと思っていたんだけど
その部分は会話の中でサラリと語られていただけだった。
これまた拍子抜け
やっぱり断片的に余計な情報が頭の中に入ると
その部分が大きくふくらんでしまうようで。
別に入れるつもりはないのに、いつの間にか
あっちこっちから入っちゃってるんだよね〜。
でも面白そうな本を探すためには、紹介を読まなきゃいけないし
ちょっぴりジレンマなのだ


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今は、DVDで「ミュンヘン」を観た後、
イスラエルという国、ユダヤ人、アラブ人について
わからない事が多かったので、
まずは「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」についての本を読んでいます。

映画「ミュンヘン」の内容は・・・
1972年9月、ミュンヘンオリンピック会場内を
"黒い九月"を名乗るパレスチナ人テロリストが襲い、
人質となったイスラエル選手11人を殺害。
報復を決意したイスラエル政府は暗殺チームを組織し
"黒い九月"の幹部を次々と抹殺し始める・・・
という内容なんですけど、これってノンフィクションだそうです。
暗澹たる気分になりますね


ユダヤ人の歴史って、確か世界史で勉強した事を思い出す。
「バビロン捕囚」とか「出エジプト」とか。
でも私の知識って、中学校の世界史で止まってま〜す。
高校は履修不足なんてなくてしっかり「世界史」やってたけど
勉強を放棄してたから、頭に入ってな〜い(笑)
自主的履修不足・・・自慢にならんなぁ〜


ユダヤ教やキリスト教については、新しく知った事が多くて。
ユダヤ教はキリストを認めてないけど、
イスラム教はキリストを預言者の1人として認めているとか・・・。

ちょっとこれからもイスラエルとアラブの関係について
本を読んで理解を深めて行くつもりです

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