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zoom RSS 南の島に憧れて。

<<   作成日時 : 2006/09/19 19:09   >>

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島尾ミホの「海辺の生と死」を読んだ。
奄美群島の加計呂麻(かけろま)島の暮らしや風物が描かれている。
ミホさんは大正8年生まれ。
そのミホさんの子供の頃、戦前の南島の暮らしだ。
電気も水道もガスもない離れ小島。

すごくいい\(^∇^)/!

島の生活に憧れを感じる。
それも現代の生活じゃなくて「昔の島」。

「いいと思わない?水道もガスも電気もなくってさ、
鳥とか取ったり、魚取ったりして暮らすんだよ〜」

と、チャビに言ったら
「全然いいと思わない!大変なだけだよ」
と、あっさり否定される。
そして、細かく、くどくどと言われる。
実際に住んだらどれほど大変かという、マイナス面を・・・・。

まっ、そりゃ〜ね〜。
わたしゃ、いいところばっかり見て物を言ってるんだから。
不便な事のほうが多いに決まってるよな。
でもさ、南の島の生活に憧れるのはただの妄想。
決してかなえる事の出来ない話なんだし。
「現代」の南の島だったら、絶対に住まないとは、言えないかもしれないけど
私が言ってるのは、「戦前」の島。
そりゃ〜絶対に無理だっっっ(笑)!!
だけど、せっかく妄想にふけってるんだから
少しぐらい話を合わせてくれたっていいのにね (*∪‐∪*)!
ま、本も読んでないチャビに唐突にそんな質問してもわけわかんないか(^_^;)

本の中で墓から掘り起こした先祖の骨を
小川の中で綺麗に洗う「洗骨」という行事がとても印象的だったな。
島の人々は死んだ人を生きてる人同様に、とても大切に思ってるんだ・・・
という事が、しみじみと伝わってくる。深い感銘を受けた。
今はどうなってるのかなぁ〜?
まだ、やってるのかな?その風習。


いろんな時代の本を読むけど(だいたい日本)
今の時代に生まれて良かったなぁ〜って、つくづく思う。
医療が発達してるし、飢え死にもほとんどないだろうし
(知らないだけで実際は結構あるだろう)
治安もまあまあいいし。

今、筒井康隆の「愛のひだりがわ」を読んでる最中なんだけど
舞台が近未来らしい。
犯罪が横行していて、治安が悪い。
警察も無力になってて、お金持ちが自警団を作っている。
でも、その自警団自体が悪い事をしている。

・・・すさんでる ( ̄_ ̄|||)

悪い人間がたくさん出て来るから、読んでいてちょっと辛い・・・。
主人公は、けな気な小学生の美少女なんだけどね。
筒井さんて、暴力的な世界を描くのがうまいけど
誰もが応援したくなる、賢くて可愛い女の子を描くのもうまい。
「時をかける少女」「家族八景」「わたしのグランパ」とか。

ジュブナイルで字が大きいから、すぐに読めるはずなんだけど
この世界に入って行くのが恐い。
嫌な気持ちになる。
寝る前には読んじゃいけない。
夢でうなされちゃうから。

絶対将来の日本をこんな国に、したくはない・・・ (>_<)


やっぱり私は、物がなかろうと、不便だろうと
自然と共に生き、自然の中で死んでいく南の島のほうがいい。
人の気持ちが暖かいところが一番いい。
「海辺の生と死」は、読んでいて心安らかになれる本だった。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
電気とガスなくても何とかなりそうですが、水道とトイレだけは取り上げないで〜(──┬──__──┬──)
ゼット
2006/09/19 21:20
■ゼットさん
う〜ん、水は川から汲んで来るしかないですね〜。
出来たら敷地内に水をひきたいところですね!
でも水道水に比べたら何倍も美味しい水なんですよ〜。
トイレは、どうって事ないでしょ!!(笑)
なければ外でしちゃえばいいんだしぃ〜。
う〜ん、前に記事で書いた事あるんだけど
私は山の水たまりで水を飲んだ事のある子供だったから
結構、なんでも平気だなぁ〜。
なんにも、気にしな〜い!(笑)
ルナ☆
2006/09/19 22:00
なるほど、電気や水道やガスがなくても、ルナさんはチャビさんがいれば大丈夫ですもんね〜(o^-')b

さぁ、オレもそんな人を探さねばwwww
ゼット
2006/09/20 00:54
ルナさん、こんばんは!
物質が豊かになるほどに人間の心は荒んでいくという感じはするね。あたしが子供の頃には殺人事件だとか滅多になかった気がするもん。治安も随分悪くなったと思うし。
南の島か〜。昔の暮らしは確かに大変だったと思うけど、自然と共に生きているって感じがしていいな〜。(あたしもチャビさんに「甘い!!」と諭されるんだろうな〜苦笑)
小魔女
2006/09/20 23:14
■小魔女さん
物質欲ってキリがないと思うんだ。
物ばかり欲しがってると何が一番人間を幸せにしてくれるか
判断できなくなってしまうんだと思う。
やっぱり必要なのは「愛」だよね。
親子愛、隣人愛、友愛とか。
人に対する優しさを失うと、人より得しようと思って
盗んだり、殺したり、物を奪って自分の物にしようとする人が
増えてくるよね。
加計呂摩では自分の家にない物は人の家から貰うのが
当たり前だったらしいよ。昔の日本はどこでもそうだったけど。
皆が物を持ってない時代は、うらやむ気持ちも
持たずに暮らせたのかも。
昔のほうが全ての面で良かったわけじゃないだろうけどね〜。
私達は今の時代で心豊かに暮らせるように
考えていかないといけないよね!
「金の切れ目が縁の切れ目」
って女にだけはなりたくないよねぇ〜!(笑)
ルナ☆
2006/09/21 14:17
グアム島からこんばんわ。
僕は奄美の沖永良部島に住んでいたことがあります。
今から30年以上も前になりますが、どこの家の玄関にも窓にもカギと言う物がありませんでした。水と電気はありましたが、信号機がありませんでした。
部落の人達は皆顔見知りで親切でした。僕の人生の中で最高の場所でした。
こんな天国のような島はないものかと、あちこち捜し求めて、現在グアム島に辿り着きました。そして、今年3月「南の島に憧れて」グアム島移住編を出版致しました。著者、安部三博 出版社、牧歌舎です。
「南の島に憧れて」を探索してみたら、ここに来ました。
探険家
URL
2006/10/16 20:11
■探検家さん
こんばんは!
グアムからコメントが届いたなんて驚きです!!すご〜い♪♪♪
グアム・・・新婚旅行で行きましたよ〜。
もう18年前ぐらいになるかな?
海が本当に綺麗で夜、月明かりの中でも自分らの足元が
見えるぐらい透明なのが、とても感動的でした。
夕日も素晴らしいものでしたし、毎日美しい自然に囲まれて
暮らされてるなんて、とっても羨ましいです!!
私も、もっと長居して自然を感じたかったなぁ〜☆
探検家さんはずっと島暮らしをなさってたんですね。
いいですね〜(うっとり)
30年前の電気がない暮らしって憧れますね。
でもその考えも甘いんだろうとは思いますけど。
「南の島に憧れて」というタイトルは偶然
安部さんの本のタイトルと同じだったんですね!!
なんだか嬉しいです♪
ルナ☆
2006/10/16 20:51

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